バスボートごとランクル盗難


3/25(月) 19:38配信




高級RV車として知られる「ランドクルーザー」と、連結していたプレジャーボートが一緒に盗まれた。被害者は憤りの声を上げている。カメラが捉えたのは、大胆な手口の盗難。そして、思わぬ場所に残されていたのは──。

◆防犯カメラの映像に“大胆犯行”

ビジネスホテルの駐車場を映した、防犯カメラの映像には、画面右上にある白い車の横に、ライトをつけた車が止まる様子が映っていた。その後、白い車の周りには何やら人影が。運転席に乗り込むような姿も確認できる。そして、車が横付けされてから約4分後、白い車が発車していった。白い車の後ろには、ボートのようなものも連結されている。

さらにその1時間半後の駐車場。画面左上に同じような白い車がボートをけん引し、走り去る様子が映っている。

実はこの2台、どちらも運転しているのは車の持ち主ではないというのだ。25日、そのうちの1台の“本当の”持ち主が、日本テレビの取材に応じてくれた。

車とボートの持ち主 上杉真琴さん「友人から集合時間より早めに連絡があって、『どこに行ったの?』ということだったので、『(ホテルの)部屋にいるよ』と言ったら『車ないよ』ということで、車と後ろに連結していたボートが盗まれてしまった」

盗まれたのは、あの「高級RV車」だという。

ランドクルーザー、ボート…総額2000万円にも

茨城県土浦市にあるビジネスホテル。24日に開催された釣りの大会に参加するため、上杉さんらは23日夕方、このホテルの駐車場に車とボートを止めたという。

上杉さんによると、盗まれたのは「ランドクルーザー」と釣り用のボート。

車とボートの持ち主 上杉真琴さん「車だけだと約1000万円近いものですし、(釣り道具など)積載物もだいぶのっていたので、(車とボートあわせて)大体2000万円弱くらいの総額ですね」

総額約2000万円。釣り道具など、思い入れがあるものもたくさんのっていたという、車とボート。そこで上杉さんは、ある方法に出る。

──拡散希望です。
──ランクル200とレンジャー、イーグルが連結した状態で盗難されました!

フェイスブックに自身の電話番号まで載せ、情報提供を呼びかけたのだ。

その発信が功を奏し、24日午前9時頃、上杉さんの友人のボートは、止めていたホテルと同じ市内の高速道路の側道で発見。また、上杉さんのボートも24日午後3時頃、盗まれた場所から約10キロ離れた山の麓で発見された。

しかし、上杉さんが盗まれたというランドクルーザーは、いまだに見つかっていない。

車とボートの持ち主 上杉真琴さん「正直、気持ちの整理が全然つかない」

◆盗まれたのには、ある“理由”が?

日本損害保険協会が調べた1か月あたりの車種別の盗難数を見ると、実はランドクルーザーは、2016年11月に3位、2017年11月に2位、2018年11月に3位と、ここ数年、特に多く盗まれている車種なのだ。

その理由として、専門家はある可能性を指摘する。

自動車ジャーナリスト 岡崎五朗さん「ランドクルーザーという車は、日本車の中でも海外でものすごく人気の高い車。海外、特に発展途上国に行くと(車が)壊れないということの価値がものすごく高くなる。(ランドクルーザーなどの)盗難率が高くなることに結びついている」

上杉さんは、被害届も提出しているという。

個人の意見

 外国人が出入りしている、囲いで中が見えない、看板もない怪しい施設。
 ここはヤード臭いなと、思いながらも警察が踏み込めないみたいで、千葉県警も公式ウェブで・・・

 千葉県には、全国で最も多い約500箇所のヤードが存在しており、その一部のヤードが、国際犯罪組織による盗難自動車の解体・不正輸出のための作業場となっているほか、不法滞在外国人の稼働・い集場所や薬物の使用・隠匿場所として利用されるなど、犯罪の温床となっている実態が認められ、治安上の脅威となっています。

 ・・・と把握しているのに、様子を見るしかないのが現状。
 今回の事件、正直ビジネスホテル 湖北も被害者だ。

 この事件と同時期にコテツ氏のTweetを見たのだが、ちょっと頷けた。
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3/25(月) 14:59配信

デイリースポーツ

 プロのバイクレーサーとしてのデビュー戦を目前にした18歳の男性が、総額約600万円のレース用バイクと機材一式を乗せていたワゴン車ごと盗まれ、ツイッターなどで情報提供を求めている。元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は25日、デイリースポーツの取材に対し、バイクではなく、このワゴン車を狙った犯行と推測した。
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 盗まれたバイクは、4月6~7日に栃木県芳賀郡茂木町の「ツインリンクもてぎ」で開催される2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦に出場予定の大堀和基さんの「ホンダNSF250R」。今月20日、茨城県牛久市内の自宅マンションの駐車場に止めていた車ごと盗まれた。

 3月に高校を卒業し、同大会でプロレーサーとしてデビュー予定だった和基さんは「頭が真っ白になりました」と悔しがる。父親の大堀弘之さん(46)によると、盗まれた車種はトヨタの黒いハイエースで、土浦ナンバーだった。バイクにはレース出場時の「63」というナンバーが付いていた。マンションには防犯カメラも付いていたという。警察に被害届を出したが、25日の正午過ぎ時点では見つかっていない。

 茨城県牛久市の被害現場に赴き、取材した小川氏は「現場は集合住宅が建ち並ぶ住宅街であり、駐車場へは窓や玄関が向いていて視界も良い。居住者から見られる可能性が高いので、時間帯としては深夜の犯行だと思われます」と分析した。

 犯行目的について、小川氏は「被害者のお話を聞くと、盗まれたのはレース用のロードバイクで公道は走れない。また、部品も特殊で、簡単にさばく(売る)ことはできないはず。オートバイはたまたまハイエースに載せてあっただけで、目的はハイエースだったのかと思います」と指摘した。

 では、なぜこの車種は狙われたのか。小川氏は「海外に盗難車を持って行くときに、売れる車でなければならない。常に上位の人気になっているハイエースを狙う盗難事件が増えており、今回もその一連だと考えられます」と説明した。

 父の弘之さんは「まだ、参加を諦めていません。息子は高校を卒業してバイクに本腰を入れるということでここまで来ていた。その夢を止めないように、サーキットでバイクに乗れる状態にさせてほしい」、和基さんは「このまま見つからなければ、デビュー戦に出られません。バイクだけでも返して欲しい」と訴える。黒のハイエースの後部ガラスには右側にステッカーが1枚、左側に3枚貼られており、後部左下側にへこみ傷がある。

 小川氏は「犯人の目的物はハイエースだと考えられるので、バイクはどこかに放置している可能性もあります。見つけた人はすぐ警察に届けて欲しい」と呼びかけた。