平成終幕、閉店を決断 門川の釣具店店主
4/28(日) 13:03配信
子供たちとの会話を楽しみに店を続けてきた中原順也さん(左)
「『釣れたよ』とうれしそうに来る子どもたちを見ていると、もう1年頑張ろうって思えた」。門川町加草の中原釣具店の店主中原順也さん(82)は、52年間続けてきた店を平成の終わりとともに畳むことを決めた。この数年は体調が良くない日もあったが、なんとか踏ん張ってきた。県北の磯釣りを開拓し、子どもたちに釣りの楽しさを広めてきた“名人”は「お客さんのおかげでここまでやってこられた」と和らいだ笑顔を見せた。
個人の意見
個人経営の釣具店がなくなっていくのは、実に寂しい。