神様もふなずしがお好き? 伝統行事のすし切り神事、滋賀


5/6(月) 11:30配信


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独特の所作でふなずしを切り分ける谷さん(左)と樋上さん=守山市津川町・下新川神社

 滋賀県守山市津川町の下新川神社で5日、伝統行事「すし切り神事」があった。かみしも姿の地元の若者2人が、観光客ら約300人が見守る中、昔から伝わる作法でふなずしを切り分け神前に供えた。
 五穀豊穣を願う例祭の一環。八幡工業高2年の男子生徒(16)と草津東高2年の男子生徒(16)がすし切り役に臨んだ。2人は観衆から激励を受けながら、まな板に載せたふなずしを長い箸で押さえ、大きな身ぶりで包丁を振り下ろし3匹を頭や尾に切り分けた。
 神事は約2千年前、崇神天皇の皇子、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が幸津川を訪れた際、村人が琵琶湖のフナを献上したのが始まりとされる。「近江のケンケト祭り、長刀振り」の一つとして国選択無形民俗文化財に指定されており、昨年5月には日本遺産「琵琶湖とその水辺景観」に追加認定された。
 八幡工業高の男子生徒は「伝統ある行事に参加できてうれしい。大役を果たせてほっとしている」と話した。

個人の意見

>神事は約2千年前、崇神天皇の皇子、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が幸津川を訪れた際、村人が琵琶湖のフナを献上したのが始まり

 いつか、原種ゲンゴロウブナを釣ってみたい。