巨大網投下で「鯛だらけ」　ユーチューバーが漁師に挑戦

5/14(火) 10:07配信

　釣り好きの皆さん、漁師になりませんか――。佐賀県や漁協などでつくる「県漁業就業者支援協議会」は、人気の釣り系ユーチューバーが漁を体験する動画でのＰＲを始めた。３～４月に計６本が順次配信され、視聴回数は今月９日現在で計９７万回に達している。

【写真】トラフグを様々な料理にする動画の一場面＝佐賀県提供

　動画投稿サイト「ユーチューブ」に、１本あたり１５分前後でアップされている。タイトルは「超大胆！！船から２０本針の２５０ｍ仕掛けをトローリング！？」「【鯛だらけ】『１０００ｍの巨大網』を海に投下してみたら…」など。

　漁師を目指す研修生と漁船に乗り込み、玄海町沖の玄界灘で丸々と太ったブリを釣り上げるシーンや、トラフグの養殖作業を体験する様子などが収められている。漁だけでなく、トラフグを薄造りやみそ汁、唐揚げに調理する映像などもあり、盛りだくさん。佐賀弁丸出しの掛け合いもユニークで、都会の視聴者の間で話題になっているそうだ。

　協議会が、鹿島市を拠点に活動するユーチューバーグループ「釣りいろは」に作成を依頼した。様々な釣りの動画を配信している「釣りいろは」は、ユーチューブでのチャンネル登録者数が４０万人を超す。

朝日新聞社

個人の意見

　子どもたちが将来なりたい職業。
　それがYouTuber。
　メディアの変化に、自分のようなオッさんがついて行けていない。