中国製ギョーザ食べ10人入院=千葉、兵庫の親子、腹痛や吐き気-農薬成分検出

中国製ギョーザ食べ10人入院=千葉、兵庫の親子、腹痛や吐き気-農薬成分検出

1月30日17時31分配信 時事通信

 千葉県兵庫県の親子計10人が、
スーパーで購入した中国製冷凍ギョーザを食べた後、
腹痛や吐き気、下痢などの症状を訴え入院したことが30日、分かった。

ギョーザのパッケージからは農薬に使われる

有機リン系薬物メタミドホス

が検出された。

千葉、兵庫両県警は流通経路などを調べている。

 入院したのは、千葉県市川市原木の飲食店店員の女性(47)と子供4人。

このうち二女(5)が一時重篤
他の4人は重症だったが、
快方に向かい命に別条はないという。

また千葉市花見川区では母娘2人、

兵庫県高砂市でも親子3人

が同種の冷凍ギョーザを食べ、
腹痛や吐き気などを訴え入院した。

 千葉県衛生指導課によると、
商品名はCO・OP冷凍食品「手作り餃子」で、
輸入者は東京都品川区のジェイティフーズ

 厚生労働省は各検疫所に対し、
問題を起こした冷凍ギョーザと同一製品の輸入を認めないよう指示。

ジェイティーフーズは23種類の冷凍食品について自主回収することを決めた。


ジェイティフーズだって? 
・・・なんと、日本たばこ産業のJT関連企業じゃないか!
 CO・OPって、生活協同組合の商品ってことですよね・・・。
ミートホープといい、生協の安全神話が崩壊してきたかな。




●1カ月経過して・・・

=コレで幕引きか?=


2月28日11時42分配信 時事通信
天洋従業員に嫌疑なし=「中国で混入」改めて否定-ギョーザ事件で公安当局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000050-jij-soci

 【北京28日時事】中国製冷凍ギョーザ中毒事件で中国公安省刑事偵査局の余新民副局長は28日、北京で記者会見し、「有機リン系殺虫剤メタミドホスが中国国内で混入した可能性は極めて低い」との見解を発表した。製造元の天洋食品(河北省石家荘市)の生産管理は厳格で、工場内での混入は困難とし、従業員についても「毒物を入れた嫌疑のある人物は発見されていない」と言明。中国側の責任を事実上、全面否定した形で、真相究明は一段と困難となった。
 冷凍ギョーザ中毒事件で公安省が公式見解を出すのは初めて。
 日本側は、未開封のギョーザから有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出された事実から、天洋食品の工場など中国内で混入された可能性が高いとみているが、余副局長は、一定の条件下では外部からの浸透は可能との実験結果を紹介して反論。メタミドホスは中国製との見方についても「そうとは限らない」と指摘した。
 余副局長は、「事件は残留農薬が起こした食品安全問題ではなく、人為的な混入」との認識を示した。しかし、ギョーザの包装、保管などに関係した天洋の従業員55人に対する捜査では混入の嫌疑はなかったと述べ、中国ではなく、日本で混入した可能性が大きいとの見方を示した。

2008/02/28-12:55 事実上の幕引き宣言か=中国側「責任なし」強調-ギョーザ中毒事件
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200802/2008022800484&rel=y&g=soc

【北京28日時事】中国公安省は28日、ギョーザ中毒事件に関する初の記者会見で「中国国内で混入の可能性は極めて小さい」と発表、中国側に責任はないとの「結論」を打ち出した。「日本の警察当局と協力し、今後も真相究明に努める」としているものの、事実上の幕引き宣言ではないかとする懸念も出ている。

2008/02/23-18:26 「責められるべきは日本側」=肉まん・カツの殺虫剤検出-中国紙

 【北京23日時事】中国各紙は23日、日本で有機リン系殺虫剤が検出された中国製の肉まんと冷凍カツについて、山東省にある「日本の単独出資企業」で生産されたことを強調し、「原料仕入れの管理が十分でなかったのが原因」とする国家品質監督検査検疫総局の見解を一斉に伝えた。
 検疫総局は「日本の基準に従って生産され、日本側の駐在人員が監督管理に責任を負っている」と指摘しており、英字紙チャイナ・デーリーは「責められるべきは日本側」との見出しを掲げた。
 また、共産党機関紙・人民日報海外版は「中国食品を故意におとしめようとしているのではないか」と疑問を呈する記事を載せ、ギョーザ中毒事件で高まる中国批判にいら立ちを表した。

2008/02/28-12:52 「輸入再開できない」=業者ら中国側見解に戸惑い-ギョーザ中毒事件
ギョーザ中毒事件で、中国公安省が中国国内で冷凍ギョーザに殺虫剤が混入された可能性は極めて低いと発表した28日、輸入や販売にかかわった業者からは「原因究明されないと輸入再開はできない」などと戸惑いの声が相次いだ。
 子会社がギョーザを輸入した日本たばこ産業(JT)は「さらなる原因究明を望むという以外、何とも言えない」(IR広報部)と困惑。1月末の被害判明後、天洋食品からの輸入を中止したが、「JT」の名前が記載されているだけで店頭から撤去されるケースもあるという。
 売り上げも激減しており、同社は「原因が究明されない限り、天洋食品の製品を輸入することはあり得ない」と改めて強調した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
政治的な理由で輸入が再開されたとして、
消費者が納得して購入するでしょうか。

 少なくとも、自分は買えません。
前述した報道の2時間後・・・


<中国製ギョーザ>「根拠あるのか」警察庁困惑 中国発表に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000055-mai-soci
2月28日13時29分配信 毎日新聞

 「正式な連絡は受けていないが、中国側の主張に科学的根拠はあるのか」。中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、中国公安省が28日、「中国国内で殺虫剤の混入した可能性は極めて少ない」との見解を示したことで「日本国内での可能性は少ない」と逆の見方をしている日本の警察庁には困惑の声が広がった。

 同庁の見方の根拠は
(1)冷凍ギョーザの密閉された袋の内側から「メタミドホス」が検出された
(2)日本国内のものと成分特徴が異なる
(3)中国から被害の出た千葉、兵庫両県まで別ルートで運ばれ、陸揚げ後に接点がない

 --など。
こうしたことは21、22日の日中警察当局の情報交換会議で中国側に示し、
鑑定結果などのデータも提供。
「日本の警察が鑑定結果などを見せなかった」とする中国側の見解を明確に否定している。

 25日には警察当局の首脳級会議も開催され、捜査の連携を確認したばかり。
今回、事件に対する両国警察の認識の違いが浮き彫りになり、
今後の捜査に影響を与える可能性も出てきた。【遠山和彦】


<中国製ギョーザ>中国は科学データ提供を…国家公安委員長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000060-mai-soci
2月29日14時0分配信 毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、中国公安省の「中国国内で殺虫剤混入の可能性は極めて低い」との発表について国家公安委員会泉信也委員長は29日の閣議後会見で、中国側の主張の根拠となる科学的データの提供を求める考えを明らかにした。

 中国側が「日本の警察が鑑定結果を見せない」と主張していることには、泉委員長は「中国側には有機リン系殺虫剤メタミドホスの分析結果などの資料を渡している。逆に日本側の求める資料提供に中国側は応じてない」と説明。「中国側対応は理解しがたい。問題解決にプラスにはならない」と批判した。

 警察庁によると、日本側は中国側に中国・河北省で過去に起きたメタミドホスを使用した殺人事件のデータや天洋食品の工場内部の監視ビデオの配置位置を示す資料などを求めているが中国側は応じていない。【遠山和彦】

ギョーザ事件被告に無期懲役=「計画的で多数に被害」―日本の世論、配慮か・中国(時事通信) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000040-jij-cn