第10回仁勇蔵祭り
本日は、毎年恒例の「仁勇 蔵祭り」です。
長蛇の列ができ、開始時間を10分早めたようです。
まずはライトボックスの上に置かれた麹を、ルーペで見ました。
菌糸の様子が分かるでしょうか?
さて、大型タンクの方へ行きます(?瞼場は後ほど)。
今年は、表面の様子が分かりやすい状態のものが見られました。
今年は、表面の様子が分かりやすい状態のものが見られました。
これが筋泡(すじあわ)です。
さらに1~2日経つと、広がるように白くて軽い「水泡(みずあわ)」が出て、岩のような形の岩泡(いわあわ)に変化します。
その岩泡の次は高泡(たかあわ)となります。
筋泡、水泡、岩泡の状態を経て、最も高まった時期の泡です。
高泡は、本泡(ほんあわ)、本高泡(ほんたかあわ)ともいわれます。
これは「玉泡(たまあわ)」と言うそうです。
さらにその玉泡が消え、
醪の表面が現れた状態は「地(じ)」と呼びます。
高泡は、本泡(ほんあわ)、本高泡(ほんたかあわ)ともいわれます。
これが数日間持続した後、落泡(おちあわ)に入り、
シャボン玉のような泡が出ます。これは「玉泡(たまあわ)」と言うそうです。
さらにその玉泡が消え、
醪の表面が現れた状態は「地(じ)」と呼びます。
地には数々の状貌があり、
醪の表面に何もないと「坊主(ぼうず)」、
薄い皮が浮かぶときは「チリメン泡」あるいは「薄皮(うすかわ)」、
米粒が厚く浮かんだら「厚蓋(あつぶた)」「飯蓋(めしぶた)」等と呼びます。
醪の表面に何もないと「坊主(ぼうず)」、
薄い皮が浮かぶときは「チリメン泡」あるいは「薄皮(うすかわ)」、
米粒が厚く浮かんだら「厚蓋(あつぶた)」「飯蓋(めしぶた)」等と呼びます。
ちなみに、そんな醪の状態をこんな形でも見せてくれました。
それはそうとして、個人的に今回好奇心を刺激されたのは、これ。
黒麹の日本酒です。
ちなみに限定販売の製品も数種類あり、
牧場の乳搾りを彷彿とさせる光景で「瓶詰め即売」をしていました。
牧場の乳搾りを彷彿とさせる光景で「瓶詰め即売」をしていました。