紀州製竿組合「匠工房」

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2009.4.1 21:15
MSN 産経ニュース

 紀州製竿組合は、国支援事業の期限をもって閉鎖予定だった紀州へら竿(ざお)師の後継者を養成する「匠工房」(和歌山県橋本市清水)を、伝統工芸品の体験場などとして存続することを決めた。山上寛恭組合長は「へら竿の素晴らしさを認識してもらえる場にしたい」と話している。

 工房は国の地域雇用創造支援事業として3年間の期限付きで開設された。空き家を借りて道具をそろえ、組合員の親方が交代で5人の志願者を養成してきた。

 組合では支援事業が期限を迎えるのを機に工房の閉鎖を検討したが、認知度が高まっていることもあり活用方法を模索。組合は全国ヘラブナ釣り選手権大会を開催するなどへら竿のPRに努める一方、小学校からの体験要請も受け入れており、伝統工芸品の作業工程が分かる場として存続することにした。

 また、組合員は竹の特性を知り尽くしており、竹笛など竹をテーマにした異業種交流の場にも活用する計画という。後継者の育成は、親方が弟子を取り技術指導から生活の面倒までみるという従来の徒弟制度に戻る。山上組合長は「工房の1つの役割は終わったが、新たな展開でスタートを切りたい。いつかまた後継者育成の場に戻すことも考えたい」としている。

個人の意見

 何ヶ月も前の記事で恐縮です。
今さらですが、消されちゃう前にスクラップしたかったので・・・。