群馬の沼でマブナなど大量死

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産経新聞 1月27日(金)7時55分配信

 館林市多々良沼と多々良川で、ヘラブナやマブナなどの魚の死骸が大量に浮いていることが26日、分かった。死骸は数百匹を超えるとみられ、県が原因を調べている。

 県館林土木事務所によると、25日朝、付近の住民が川に魚が浮いているのを発見、館林市役所に連絡した。死骸は沼北岸の農業用水路につながる水門や、沼とつながる多々良川の流入口付近に集中して浮いていた。

 県東部環境事務所によると、25日の簡易検査で水質に問題はなかった。同事務所は「用水路などから毒物などが流れ込んだ可能性がある」と判断。県は同日以降、詳しい水質検査を続けているが、26日までに毒物は検出されていない。川で死骸を目撃した館林市の主婦(55)は「川一面に魚が浮いていた。40年間暮らしているが初めて」と驚いていた。


毎日新聞 2012年1月27日 地方版

 県東部環境事務所は26日、館林市多々良沼で25日に1万匹を超えるヘラブナやマブナなどの魚の死骸が見つかったことを明らかにした。死骸の大半が沼と農業用水路がつながる水門付近で見つかったため、県は用水路に何らかの有害物質が流れ込んだとみて調査している。

 同事務所によると、死骸は沼北岸に流れ込む農業用水路の水門付近や、沼とつながる多々良川の流入口付近で発見された。水の簡易検査で異常は見つからなかったが、用水路に有害物質が流入した可能性が高いという。県は死骸や水などを詳しく調査し原因特定を目指す。沼の水は水道などに利用されていないという。【鳥井真平】


[2012年1月26日10時49分] 日刊スポーツ

 群馬県館林市多々良沼で、ヘラブナやマブナなど魚の死骸が大量に見つかっていたことが26日、県東部環境事務所への取材で分かった。1万匹を超えるとみられ、県が原因を調べている。

 同事務所によると、沼北岸の農業用水路とつながる水門や、沼とつながる多々良川の流入口付近で25日に見つかった。簡易な水質検査で異常はなかった。同事務所は、用水路などから何らかの物質が流れ込んだとみて、詳細な水質検査を実施する。(共同)


群馬・館林市の沼で魚の死骸およそ1万匹が浮いているのが見つかる 県が原因を調査
群馬・館林市の沼で25日、魚の死骸およそ1万匹が浮いているのが見つかった。
県は、死骸の回収を行うとともに原因を調べている。
魚の死骸が見つかったのは、群馬・館林市多々良沼で、25日午前8時すぎ、沼を管理する漁協の職員が、魚が大量に浮いているのを見つけた。
群馬県によると、魚はヘラブナやマブナなどで、1万匹を超えるとみられ、県では25日、魚が川に流れ出ないよう、水路の入り口に網を張って流れをせき止め、26日朝から回収作業を行っている。
県が25日に行った簡易な水質調査では、異常は見つかっておらず、用水路などから何らかの有害な物質が流れ込んだ可能性もあるとみて、さらにくわしい調査を進めている。

(01/26 22:12)


個人の意見

>県東部環境事務所は26日、館林市多々良沼で25日に1万匹を超えるヘラブナやマブナなどの魚の死骸が見つかったことを明らかにした。

>県では25日、魚が川に流れ出ないよう、水路の入り口に網を張って流れをせき止め、26日朝から回収作業を行っている。

>県が25日に行った簡易な水質調査では、異常は見つかっておらず、用水路などから何らかの有害な物質が流れ込んだ可能性もあるとみて、さらにくわしい調査を進めている。


 多々良沼といえば、ヘラブナ釣り専門誌(紙)にも取り上げられる名の知れた釣り場。
ダメージが心配です。