「黒霧島」が「いいちこ」超え…霧島酒造が首位

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読売新聞 8月15日(木)20時22分配信

　帝国データバンク福岡支店は１５日、焼酎メーカーの２０１２年の売上高ランキングを発表した。

　主力の芋焼酎「黒霧島」が好調だった霧島酒造（宮崎県）が、前年比６・１％の増収で５００億円を超え、１０回目の今回初めてトップに立った。

　霧島酒造は、０３年の１回目は１２４億円で８位だったが、関東や関西などの大都市圏でも徐々に「黒霧島」が浸透するなど、右肩上がりで業績を拡大してきた。

　９年連続で首位だった三和酒類（大分県）は２位に後退。昨春、主力の麦焼酎「いいちこ」をペットボトルに詰めた新商品を発売するなどし、８年ぶりの増収を確保したものの、伸びはわずかにとどまった。

　上位５０社の総売上高は前年比２・１％増の２８４９億円。東日本大震災が発生した１１年に消費の自粛ムードが広がった反動もあり、４年ぶりにプラスに転じた。増収だったのは半数近い２３社で、前年（１１社）の約２倍に増えた。税引き後利益の黒字は、損益が判明した４４社中４２社（前年は３９社中３４社）にのぼった。

　ランキング調査は、帝国データバンクの企業データベースをもとに、１２年１～１２月期決算の売上高に占める焼酎の割合が５０％以上のメーカーを対象に実施した。

最終更新:8月16日(金)7時19分

「いいちこ」3府県で自主回収＝はがきで「毒入れた」―業務妨害容疑・大分県警

時事通信 8月16日(金)19時3分配信

　麦焼酎「いいちこ」に「毒物を入れた」とのはがきが届いたため、製造元の三和酒類（大分県宇佐市）は16日、大阪、広島、山口の3府県で、紙パック入り商品を自主回収すると発表した。回収対象は40万～50万本に上る見通し。健康被害は確認されていないという。大分県警宇佐署が威力業務妨害容疑で捜査している。
　同社によると、対象商品は、アルコール度数25％の1．8リットル入り、同20％の1．8リットルと0．9リットル入りの3種類。店頭の商品のほか、購入済みで未開栓の商品も回収する。
　はがきは15日、大分県食品安全・衛生課に届いた。3府県の地域で、いいちこの紙パック商品数本に毒物を入れたと書かれていたという。

個人の意見

　弱り目に祟り目。
ハガキを出したヤツは騒がしているだけでシロだと思うが、念のために回収しているのだろう。