一碧湖でオイカワが異常繁殖


伊豆新聞 9月12日(金)11時22分配信 

 佐山氏 一碧湖でオイカワが異常繁殖している。生態系の調査・研究をする必要があると考える。

 佃弘巳市長 ヘラブナ釣りへの影響が危惧(きぐ)されるオイカワの異常繁殖への対応は、地元の吉田区、一碧湖環境管理組合とも十分に協議し、必要に応じて生態系の調査を行うなど、行政が支援するべきところは積極的に関わっていきたい。

個人の意見

 市議会で、こういうことも議題に出るんですね。

 この文章では在来種のオイカワが「異常」と呼ばれる繁殖をしている様子も、1966年にブルーギルを公式に放流した一碧湖の環境において、ヘラブナ釣りに危惧されるほどのオイカワの影響というものがどんな状況を指すのかもうかがえない。


伊豆新聞
伊東版 2014年06月25日 

 ■三浦ヘラ研・小沢さん、野釣りスポットで例会 

 伊東市にある一碧湖は、伊豆半島では数少ない緑に囲まれたヘラブナ釣りの好スポットだ。

 21日、三浦ヘラ研の例会に参加した東京都目黒区の会社員小沢俊夫さん(49)は、貸しボート店・百景園から舟を出し、良型の引き味を堪能した。小沢さんは野釣りをメーンとしており、メンバーともに一碧湖が好きで3カ月連続の釣行。

 当日は店対岸の鳥居前に、あらかじめ水底に打ってある水棹(みざお)に舟着けした。水深は約5メートル。使用ざおはシマノの朱紋峰・神威13尺(3・9メートル)。仕掛けは道糸1号、ハリス0・4号上10センチ下65~80センチの2本針仕掛け。針は上6号下3号。ヘラウキは法月作12号(中層用の全長約30センチの物)。

 餌はバラケにマルキユーのガッテン1+凄麩1+バラケバインダー1。食わせはグルテンα21単品で、午前7時に開始。

 釣り方はさおいっぱいの深宙釣り(さおの穂先近くにウキを付け深めの中層を狙う)。状況を聞くと、「雑魚(オイカワ)が多く、餌が途中ではじかれタナまで持たない。ウキもなじみにくい」と話した。

 小沢さんはこの状況に対しバラケ、食わせを標準より硬めに作り溶けにくくし、大きめに餌を付け、雑魚の層を突破させるよう対応した。これでタナまで餌が持ち、ウキが上がってくる途中の食いアタリを取ることができ良型を絞った。

 午後3時半に納竿。検量の結果、尺級(30センチ級)を中心に約20匹、9・4キロの釣果だった。

 百景園主人の桐生和也さん(50)に今後の状況を聞くと、「梅雨が明ければ宙釣りで20キロくらい期待できる。さおは11尺から始め13、14尺で放流物、8、9尺の短ざおなら地ベラがメーンになる」と話してくれた。

 ボート(1人乗り)は午前6時15分から午後4時半まで。料金は2500円。遊漁料500円。問い合わせは百景園〈電0557(45)0641〉へ。