昨日から公開『ターザン:REBORN』



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小学高学年の頃、山川惣治先生の作品が好きで角川文庫版『少年ケニヤ』全20巻、『少年王者』全10巻(少年ケニヤのアニメ映画公開が終わると、王者は、まだ5巻くらいしか出ていないのに途中で書店に並ばなくなり買えなくなってしまった)を集めて、少年ケニヤは読破しました。子どもの頃から、ターザン的な作品は大好きなのです。

 そして同作の公開を知りました。

 原題が「The Legend of Tarzan」なのに、邦題を英語で付けてしまうセンス(このタイトルのせいでTRANSFORMERS同様の続編だと思われ「前作を観ていないから観られない」という人までいる。新生という意味には受け取られていない)も含めてヤバい雰囲気を感じながら、日本語吹き替え版の3Dを見ました・・・。

 今まで節約して観ることのなかった3D。
追加料金を支払い、クリップオンタイプのメガネを600円で買いました。

 思えば人生初の3Dはテレビ映画「ゴリラの復讐」で、セブンイレブンにて赤と青のセロファンが貼ってあるメガネを買ったっけ。



 つまり自分の場合、3D映画は「ゴリラの映画」に縁があるようなのです。

 さて、以下はネタバレになるので、これから観る人は読まない方がいいと思います。
 個人的には・・・。
 アフレコは人気俳優さんより、声のプロである声優さんにお仕事をしていただいた方がいいと思います。
 イケメンゴリラのポスターや7月30日にターザンの日制定とか、そういうところに頑張らなくてもいいと思います。
 クレジットの途中に、日本人っぽい発音で裏声の強烈な違和感を覚えるBGMが流れるな~と思ったら・・・日本で採用したんですね。幸いにして作品中は流れません。それでいいと思います。

 映画自体は、ファンタジーの権化であるターザンが主人公の物語を、史実と織り交ぜてリアル描写にしたせいで、ヒーロー映画のようには主人公が活躍しません。
 リアルにしたら野獣に人間が敵うわけがないということから、ターザンは回想シーンから現在進行シーンまでボコボコにされます(怪我の治療カ所が、ある理由で強い印象を与え、ずうっと気になってしまった人もいました)。

 テレビCMで、こんな感じだろうと期待していた展開の作品とは違いました。