ソウルの女王、アレサ・フランクリン逝去




フィガロジャポン

パワフルな歌声と圧倒的な歌唱力で、伝説的存在の米ソウル歌手、アレサ・フランクリンが現地時間16日に亡くなった。76歳だった。

【写真】アレサを慕う著名人が続々とTwitterで哀悼のメッセージ。

「TMZ」によると、膵臓ガンと闘ってきたアレサは、デトロイトの自宅で息を引き取ったという。

18回もグラミー賞に輝き、世界中で7500万枚ものレコードを売り上げたアレサは、「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」「チェイン・オブ・フールズ」「恋はあせらず」など多数のヒット曲に恵まれた。87年には女性として初めてロックの殿堂入りを果たし、故ホイットニー・ヒューストンなど多くのアーティストに影響を与えたことでも知られる。

13日にアレサの危篤が報道されると、マライア・キャリーミッシー・エリオットら、数多くの著名アーティストがTwitterを通して祈りを捧げた。スティービー・ワンダーら友人が駆けつけ、家族や友人が見守る中、最後のひとときを過ごしたとされる。

訃報にあたって、ジョン・レジェンドバーブラ・ストライサンドら、アレサを慕う著名人が続々とTwitterで哀悼のメッセージを寄せたが、いずれもソウルの先駆者、アレサへのリスペクトがありありと滲み出ている。

歴史的スーパースターの旅立ちに対し、アレサの偉業を讃えるトリビュート・コンサートの企画が、11月14日の開催に向けて早くも動き出しているという。アレサと交流があった大物アーティストが登場する可能性も大きく、いまからその出演者に注目が集まっている。

texte: ERI ARIMOTO

個人の意見

 もう、ここのところ追悼ばかりじゃないか・・・。
自分たちが聞いてきたミュージシャンが、どんどんいなくなってしまう。

ご冥福をお祈り申し上げます。