大網白里市にスマートIC開通 圏央道アクセス向上へ


3/25(月) 11:52配信

千葉日報オンライン

 圏央道の「大網白里スマートインターチェンジ(IC)」が24日、大網白里市小中に開通し、記念式典が開かれた。行政や高速道路会社の幹部、地元政治家ら関係者が集まりテープカットで祝福。市内では初めての高速道路出入り口となる。アクセス向上による周辺の活性化や渋滞解消、救急搬送時間の短縮、迅速な災害復旧などの効果が期待される。
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 同ICは既存の茂原北ICと東金ICの中間にあった田畑などの用地に設置された。ETC車載器搭載車が24時間利用できる。2012年に地区協議会が設立され4年後に工事に着手。24日午後3時に開通した。総工費は当初予定で約27億円。周辺の柵の設置など細かい整備は当面続く。

 市は千葉港や成田・羽田の両空港、千葉市市原市の救急医療施設へのアクセスが良くなり観光・産業の活性化や救命率の向上が期待できるとしている。また、災害時の沿岸部との復旧ルートが強化され救援活動も迅速化されるという。

 この日あった開通式典で金坂昌典市長は「圏央道の潜在力を最大限に発揮できるよう、観光振興や移住・定住に結びつけたい」などとあいさつ。関係者らが清酒をまいて安全を祈願したり、テープカットをして開通を祝った。

 問い合わせは市建設課スマートIC推進室(電話)0475(70)0352へ。

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