2017 シマノジャパンカップへら釣り選手権大会 速報

於・富里乃堰

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秒単位で誘う斉藤選手
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取り込む様子
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Cool Hand(冷静沈着)な石倉選手
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昨年優勝した黒田選手
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優勝 斉藤心也 氏
『飛天弓 閃光XX』8尺の、チョウチンセット釣り

第2位 石倉義久 氏
サオ=『普天元 独歩』8尺
タナ=1m
ミチイト=東レ『"将鱗"へら TYPE-II』0・8号
ハリス=東レ『"将鱗"へらスーパープロPLUS』0・5号 上8~8・5cm 下35~32cm(決勝では32cmまで詰めていた)
ハリ=上『OHバラサ』6号 下『OHバラサ』3号(同製品は、自分好みの使いやすいフォルムをしている)
ウキ=『扶桑 シリウスグリーン』B5・5cm、パイプトップ7・5cm、足5cm
バラケエサ=『粒戦』100㏄+『とろスイミー』30㏄+水150㏄で吸水させて『セットガン』100㏄+『セット専用バラケ』100㏄+『BBフラッシュ』100㏄のボソタッチ。基エサへ手水を打って軟らかくした軟ボソ(ヤワボソ)で使う。
クワセエサ=「サナギ感嘆」=「『さなぎ粉』+『感嘆』」15㏄+水15㏄

「ハシャいでいたと思ったら急に魚がいなくなったり、変化が目まぐるしかった。いいアタリを追ってハリとハリスを調整。瞬間的にハリスを40cmにしたり、ハリを2号に変えたりもしたが、ヒット率はハリ3号の同設定が高かった。タナにまったく魚いないとき『BBフラッシュ』を『GTS』に変えていたが、『GTS』が開いたときに舞い上がる大きな麸粒子が浮上することで、タナが上ずるかもしれないという不安があった。そのため麸の粒子が細かい『BBフラッシュ』で、できるだけタナが上がらないように注意していた。理想のアタリ方は“ちょっとタナに入れて、待ってチクのアタリ”で、ズバッとも決めるけれど、なじみながら1~1目盛半の、自分的には豪快なアタリを取る。釣ってみて、いつもの“長い下バリでアオリを利用した張り具合で釣る”方法は効かないと思った。釣り座は27番のフナで、ゲン担ぎをした。4年連続、全国大会でファイナリストに残れていることは誇りに思っている」


第3位 黒田友康 氏
サオ=『普天元 独歩』8尺
タナ=1m
ミチイト=0・8号
ハリス=上0・5号8cm 下0・4号32cm
ハリ=上『OHバラサ』6号 下『鬼掛へら喰わせヒネリ』4号
ウキ=『河童 作』B6cm、パイプトップ
バラケエサ=『粒戦』100㏄+『とろスイミー』30㏄+水200㏄+『セットガン』100㏄+『セットアップ』100㏄+『GTS』100㏄
クワセエサ=「サナギ感嘆」=「『さなぎ粉』+『感嘆』」10㏄+水9㏄

「バラケエサの基エサは軟らかいタッチで、手揉みをしながらエサ持ち具合を探る。使っているうちにエサがなじんで粘りが出てくることも理解して、エサ合わせをする」

「1度しっかりトップを沈めて(なじませて)からの釣り。全国大会に出てくる選手は、普段やらない付け焼き刃みたいな自信のない釣りとか、そういう手を抜いた釣りで勝てるメンバーじゃないわけだから、確実に1mで釣って決勝へ進んだ。3回戦のときに、その釣りで入ってみたものの2~4枚は早かったが、その後アタリが急に減った。決勝は石倉君と話して、対面に例会が入っていたから、釣り座対面の込み具合を参考に釣り座を決めた。そんな決勝は“上”で少し釣ったが、最後は元に戻してしっかりなじませて釣ったのがよかったのだと思う」