毎日新聞「<ハロウィーン>観賞用カボチャ有効活用 焼酎とビール開発」

ハロウィーン>観賞用カボチャ有効活用 焼酎とビール開発

10/28(土) 15:00配信

毎日新聞

headlines.yahoo.co.jp

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カボチャ焼酎かぼちゃの馬車」を手にする中司社長=山口県下関市で、上村里花撮影.

 

 山口県下関市豊北町の花卉(かき)生産会社「司(つかさ)ガーデン」が、ハロウィーン用の観賞用カボチャを使った焼酎とビールを開発した。ハロウィーンの時期に合わず生産され、捨てるしかなかったカボチャを有効活用し、10月から同町の道の駅「北浦街道 豊北」で販売を始めた。

 豊北地区は人口5233人、高齢化率51.56%(9月末現在)と過疎高齢化が進み、耕作放棄地も増加している。バラを生産している司ガーデンの中司武敏社長(49)は7年前、地域活性化のため、国内でも定着しつつあったハロウィーンに着目。休耕田でのハロウィーン用カボチャの栽培を地元農家に呼び掛け、4農家が休耕田約3000平方メートルで栽培を始めた。

 現在は10農家以上、約1ヘクタールに拡大した。収穫したカボチャによるお化けのランタン作りも好評で、同町のハロウィーンイベントは県外からも家族連れなどがランタン作り体験に訪れる人気だ。

 ただ、観賞用カボチャは食用ではなく、時期外れの夏場や晩秋にできたカボチャはそのまま捨てるしかなかった。これら廃棄カボチャを有効活用しようと焼酎造りを企画した。

 長崎県の酒造メーカーの協力を得て約1年かけ、今年初めて限定400本を生産。夢をかなえる人を応援する気持ちを込め、シンデレラをイメージして「かぼちゃの馬車」と命名した。1本500ミリリットル入り1700円。同名のカボチャビールも開発し、1本330ミリリットル入り600円で、限定600本を販売している。

 中司社長は「豊北といえばハロウィーンカボチャというイメージを定着させたい。地元でさまざまなアイデアが生まれてくるきっかけにもなればうれしい」と期待する。司ガーデン083・788・1321。【上村里花】

 

個人の意見

>「司(つかさ)ガーデン」が、ハロウィーン用の観賞用カボチャを使った焼酎とビールを開発
>廃棄カボチャを有効活用しようと焼酎造りを企画

 変わり種焼酎か~。
紫蘇焼酎以上のヒット商品は見たことがないけれど、がんばってほしい。