尾賀真城社長「酒全体をみると10年単位で大きく変化」

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酒税変更はチャンス まずは「うまさ」追求

9/2(日) 15:01配信

ニュースソクラ

――メーカーとしては、ビールが売りやすくなるわけですね。

 ビールだけを考えればそうですが、酒全体をみると10年単位で大きく変化しているのです。清酒は1973年にピークに達してから下がり、10年後にウィスキーのピークが来るんです。あのころサントリーは世界1のウィスキー会社でした。

 それからウィスキーはダーッと下がり、今ハイボールブームで伸びているといっても、ピーク時の30%くらいですよ。清酒の山、ウィスキーの山に続いて、94年がビールのピークで、その10年後に焼酎の山が来るわけです。

 生活と食の変化によって、酒も流行り廃りがあるんです。酒全体の中でビールをどう考えるかということが必要です。我々にとってビールは基本ですから、もちろん注力していきますが、ビール全体の需要が今後上がっていくかといえば、今の流れからすると、上がりにくいかもしれません。

 

■個人の意見

 10年単位の変化に納得。
すべてのピークを体感できている。