「第5回愛するあなたへの悪口コンテスト」

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2月6日9時30分配信 読売新聞

 静岡県島田市まちおこし事業の一環として全国から募集した「第5回愛するあなたへの悪口コンテスト」の審査結果が4日夜発表され、大賞には横浜市青葉区、ポップライター星野利佳さん(43)の「あなたって 便座みたいに あったかい」が選ばれた。

 審査委員長を務めた直木賞作家の村松友視さんは、星野さんの大賞作品を「生活の中で便座は、暖かさを感じる存在でありながらも、すぐにその暖かさを忘れてしまう。便座と亭主(を重ね合わせた作品)のセンスが素晴らしい」と講評した。

 全国的に知名度が高まったこともあって、昨年9月から3か月間の募集期間に、恋人や夫、妻などにあてて愛情のこもった悪口や皮肉を短い文章でつづった3955点の応募が寄せられた。

 メールを使って複数点応募する人も多く、中には1人で203点応募した人もいた。村松さんは、審査を通した応募作品全般について「弱い男性が強い妻に悪口を言ってほくそ笑んでいる内容が多く、作品を通じ、男女間の世相を垣間見たようだった」と話している。

 準大賞には、千葉市の自由業上中直樹さん(29)の「『離婚を前提に付き合って下さい』と言うべきでした」が選ばれた。

 表彰式は3月8日午後1時から、市中心部のおび通り南側ステージで行われる。午後2時からは、村松さんの記念講演が同市本通の「市地域交流センター・歩歩路」で開かれる。

 ◆入賞◆

 ▽買うときは サイフに聞くな オレに聞け(神奈川県秦野市・早乙女健太郎

 ▽「はよ、死にたか」と口にする義母。「いつ死ぬと」と孫に言われて、「今すぐじゃなか」と答える。(福岡市城南区・薛(せつ)浩美)

 ▽カミサンを 上司と思えば 割りきれる(東京都荒川区・酒井具視)

 ▽夫とテレビはデキている。(仙台市青葉区・加藤正江)

 ▽按摩(あんま)機が妻をクラゲにさせてゆく(福岡市城南区・三吉誠)

 ◆島田賞(島田市民対象)◆

 ▽「そんな所で寝てると風邪ひくぞ」優しい言葉に目覚めれば言葉の相手は愛猫だ!?タオルケットもかけてある(島田市阿知ヶ谷・薮崎知世子)

 ◆ジュニア部門賞(小中学生対象)◆

 ▽「自分の事は自分でやれ!」そう言うじいちゃん何でも「ばあちゃ~ん」(愛知県東海市・坂本太一)


個人の意見

 言い様のない、寂寞感です。