アメリカナマズの「生ハム」&「なめパックン」


6月7日14時3分配信 毎日新聞

 行方市商工会(平野毅会長)の公式ブログが、全国約340の商工会が参加するランキングで上位を堅持し、人気を呼んでいる。霞ケ浦を抱えながらも「観光後進地」(市観光課)だった行方市。だが、駆除対象の外来魚を使って試作したハンバーガーなど「ご当地グルメ」がブログでの紹介を機にヒットするなど、知名度向上と相乗効果を生み、全国の商工会関係者からも注目を集めている。【山崎理絵】

 ブログを担当するのは、商工会指導員の平野敬子さん(50)。07年夏から「ブログでまちおこし」を掲げ、「行方の爆弾女エリザベス」のニックネームで市内の史跡や商工会が開発した商品などを紹介している。平野さんは「当初は義務的に更新するだけで見てくれる人も少なかった」と言うが、同僚のアドバイスで写真と絵文字をふんだんに使い、思うままに書き始めると一躍人気に。07年12月以降は全国商工会連合会(東京都港区)などが運営する「ニッポンいいもの再発見ブログ」でランキング1位の常連になり、1日3000アクセスを誇る。

 「江戸時代以降、特産品が霞ケ浦のワカサギの佃煮しかなかった」(平野さん)という行方市の特産品販売にも一役買っている。前身の旧麻生商工会(麻生地区)は2年前から地元業者とアイデアを出し合い、霞ケ浦水産物や野菜を使った加工品24品を開発。霞ケ浦で邪魔者扱いされ、駆除対象になっている外来魚のアメリカナマズの生ハム「湖(かわ)ふぐ」や、ナマズのかま肉と地元産の野菜を使ったハンバーガー「なめパックン」など3種類のご当地ハンバーガーは、ブログでの紹介を機に人気に火が付いた。

 同市観光物産館「こいこい」では、ご当地バーガーは今年3月の販売開始以降、月1000個ペースで売れ、大型連休期間中には「なめパックン」目当てに首都圏や長野、京都からも観光客が訪れたという。

 全国商工会連合会は「ブログは地域の生の声が消費者にわかるようになっていて、高く評価できる。他地域の良い見本だ」としている。


個人の意見

 ルアーマンがアメリカナマズを「キャット」とか「チャンネルキャット」と呼んでいるので、訊いてみたら正式名称は「アメリカンチャンネルキャットフィッシュ」というのだと知りました。
アメリカナマズ属 アメリカナマズ科の魚で「スポッテドキャットフィシュ」とも言うそうです。

 同魚を手賀沼でギギと呼んでいる人に遭遇しますが、それは別な魚を指す言葉なので使わない方がイイでしょう(大磯港でヒイラギの幼魚がサビキで大量に釣れたとき「またヒイラギだ」と呟いたら、話しかけてもいないのに「それはヒイラギじゃない、アブラッチョだ」と地元らしきオジサンに教わった。もちろん、十年以上経った今になってGoogleっても該当はない。知ったかぶりの押し付けは、迷惑だから遠慮願いたいが・・・)。

 ヘラブナ釣りでマブナをマブ、レンギョをレン公と呼ぶのは構わないのですが、バスをブラック、ギルをブルと呼ぶのは未だに少しだけ抵抗があります(バスボートをブラック船と呼んでいるけれど、麻薬でも運んでそうな名前でいかにも悪そうに聞こえますよね)。