相模川のスーパーハッチ
9月9日7時2分配信 読売新聞
初秋の珍事に驚いたドライバーたちが渋滞を作り、大量の虫の死骸(しがい)でスリップした車による物損事故も起きた。
その後、住民からの110番もあり、署員が現場に急行。昭和橋から約4・2キロ下流にある、厚木市と座間市にまたがる県道42号・座架依(ざかえ)橋でも同じ現象を確認した。同8時25分頃には、昭和橋の信号機で止まっていた乗用車に、虫の死骸でスリップしたトラックが追突する事故が起きた。
二つの橋の路面や歩道は一時、雪が降ったように一面が白く覆われたが、午後9時頃には発生のピークが過ぎ、死骸は風に吹き飛ばされたという。同署や橋を管理する県厚木土木事務所は「今回のようなケースは経験がない」としている。
個人の意見
甲府でも、同じような現象が起こったとか。
甲府市の県道(通称・国母通り)千秋橋付近で夜間、カゲロウとみられる羽虫が大量に発生している。午後7時すぎから約1時間にわたって出現、飛来数が多い日には車が徐行運転するなど影響が出ている。
近くの住民によると、羽虫は今月5日ごろから確認され、街灯や信号機に群がるように飛んでいる。1時間ほどすると地面に落ち、道路や歩道には大量の死骸(しがい)が散乱している。
県衛生公害研究所によると、羽虫はカゲロウの可能性が高い。水中にいる幼虫が9月ごろになると、夜間羽化する。寿命は1時間ほどといい、担当者は「橋の下を流れる荒川にいた幼虫が一斉に羽化、比較的明るい橋の周辺に群がるのではないか」と話している。
千秋橋では8日夜も羽虫が飛び、自転車で帰宅途中の学生は、顔の周りにいる羽虫を手で払いながら通行していた。同橋付近では昨年9月にもカゲロウとみられる羽虫が大量発生している。
近くの住民によると、羽虫は今月5日ごろから確認され、街灯や信号機に群がるように飛んでいる。1時間ほどすると地面に落ち、道路や歩道には大量の死骸(しがい)が散乱している。
県衛生公害研究所によると、羽虫はカゲロウの可能性が高い。水中にいる幼虫が9月ごろになると、夜間羽化する。寿命は1時間ほどといい、担当者は「橋の下を流れる荒川にいた幼虫が一斉に羽化、比較的明るい橋の周辺に群がるのではないか」と話している。
千秋橋では8日夜も羽虫が飛び、自転車で帰宅途中の学生は、顔の周りにいる羽虫を手で払いながら通行していた。同橋付近では昨年9月にもカゲロウとみられる羽虫が大量発生している。