ミヤコタナゴ 9年連続確認できず


産経新聞 10月30日(土)7時57分配信
 国指定天然記念物で絶滅危惧(きぐ)種の淡水魚「ミヤコタナゴ」の生息保護区に指定されている大田原市羽田の農業用水路で29日、生息調査が行われた。ただ、今年も生息は確認できず、9年連続の未確認。環境省関東地方環境事務所の木内尚也・広域鳥獣保護管理専門官は「生息している可能性は極めて低い」との見方を示した。調査には環境省、県、市や近くの羽田小学校の5、6年生らが参加。生息水路(約750メートル)に等間隔でプラスチック製のわな50個を沈めたが、かかったのはドジョウやフナなどだった。

 羽田の保護区域は平成6年に環境省が指定。7年に184匹のミヤコタナゴが確認されたが、13年に14匹が確認されて以降、見つかっていない。

個人の意見

>生息水路(約750メートル)に等間隔でプラスチック製のわな50個を沈めたが、かかったのはドジョウやフナなどだった。

 ここには、いつも悪者扱いとなる定番の「ブラックバス」や「ブルーギル」はワンサカいなかったのでしょうか。