ヘラ釣り愛好家主催の釣り大会が白幡池公園で開催


カナロコ 5月6日(金)22時0分配信
 釣り愛好家たちによる子どものヘラブナ釣り大会が5日、横浜市神奈川区の白幡池公園で開かれた。今秋予定されている池の改修工事で、周囲の柵が池の縁に移動するため、釣りのスペースが確保できず来年の開催は白紙という。参加した子どもたちは「釣れた、釣れた」と歓声を上げ、楽しんでいた。

 大会を主催するのは白幡池釣り会。近隣住民だけでなく、市外、県外からも集まるメンバー約120人が、日ごろからヘラブナ釣りなどを楽しんでいる。池は約2500平方メートルで、水深は深いところで約1メートル。メダカ、コイ、ブラックバスなどが生息している。メンバーはボランティアで月1回、池の掃除や植木の剪定(せんてい)をし、秋にはヘラブナを放流。池の維持管理に務めている。

 釣り大会は、子どもたちが自然と触れ合う機会をつくろうと開催し、ことしで6回目。さおや餌を用意し、釣り会のメンバーがやり方を手取り足取り教えてきた。この日も、近所に住む園児から中学生まで、約40人が参加。島倉健輔君(10)は「初めて来たけど楽しかった」と笑顔を見せていた。

 同区によると、改修工事で、安全のために池から60センチ~1メートルほど離れて設置されている柵を、池の縁に移動させるという。これまでは池と柵の間に座って釣りをしていたが、「今後は場所の確保が難しくなる」と釣り会の坪井裕一会長(57)。「来年に開催するめどが立たず残念だが、最後に楽しんでもらえてよかった」と話していた。

個人の意見

 毎年GWは、市町村のヘラブナ釣り大会が目白押しなのですが、さすがに今年は少なかったと思われます。
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