服部善郎さん死去


2011年8月23日 スポニチ

 「釣り名人」の愛称で知られる釣り評論家の服部善郎(はっとり・よしろう)さんが22日午前9時9分、すい臓がんのため神奈川県茅ケ崎市の自宅で死去した。82歳。神奈川県出身。通夜は25日午後6時30分、葬儀・告別式は26日午前11時30分から、いずれも神奈川県藤沢市辻堂神台1の3の36、和田湘南斎場=(電)0466(36)3808=で。喪主は妻昌子(まさこ)さん。

 服部さんは、早稲田大学法学部卒業後、読売映画社入社。ディレクターのかたわら自らも出演して日本テレビ「日本の釣り」を担当。釣りの腕前をかわれ、1965年(昭40)から24年間にわたって同局の深夜番組「11PM」に「服部名人」の名前で出演し、釣りブームの火付け役となった。本紙釣り面では今年5月まで11年間、「名人のタックル塾」を連載。「服部博物館」「海釣り大事典」など著書も多数。2010年、日本人として2人目のIGFA(国際ゲームフィッシュ協会)殿堂入りを果たした。

 9歳のときから釣り一筋。各メディアを通じて釣りの楽しさを伝える技術も名人芸だった。


2011年8月23日9時52分 日刊スポーツ

 深夜番組「11PM」で「服部名人」のニックネームで親しまれた釣り師の服部善郎(はっとり・よしろう)氏が22日午前9時9分、神奈川県茅ケ崎市の自宅で膵臓(すいぞう)がんのため死去した。82歳だった。

 地方に遊漁船がなかった早大法学部時代から、漁船に乗り込んで全国の釣りを研究。大卒後、読売映画社に入社し、「11PM」では司会の大橋巨泉氏との掛け合いで全国各地の釣りをリポート。瀬戸内海独特の胴付き仕掛けを東京湾の船宿に導入し、全国に広めるなどレジャーとしての釣りの開拓者となった。昨年、日本人で2人目の国際ゲームフィッシュ協会の殿堂入りを果たした。

 通夜は25日午後6時半から、葬儀・告別式は26日午前11時半から神奈川県藤沢市辻堂神台1の3の36「和田湘南斎場」。喪主は妻昌子(まさこ)さん。


 2011年8月23日18時55分 朝日新聞

 服部善郎さん(はっとり・よしろう=釣りタレント、ジャパンゲームフィッシュ協会名誉会員)が22日午前9時9分、膵臓(すいぞう)がんで死去、82歳。通夜は25日午後6時30分、葬儀は26日午前11時30分から神奈川県藤沢市辻堂神台1の3の36の和田湘南斎場で。喪主は妻昌子(まさこ)さん。

 深夜番組「11PM」の釣りコーナーを1960年代から23年間担当した。「服部名人」として釣りを実演し、遊漁を日本に広めた。昨年、国際ゲームフィッシュ協会(本部・米国)の殿堂入りを果たした。



個人の意見

 お名刺を頂戴して以来、毎年、年賀状をお送りさせていただいていました。
ご冥福をお祈り申し上げます。