噂「グレムリン3」
1984年に公開された「グレムリン」は、クリスマスを舞台にモグワイと呼ばれる可愛らしい謎の動物と、モンスター“グレムリン”の騒動が描かれる。モグワイを飼うための3つの掟、“水に濡らさない”、“夜中12時以降食べ物を与えない”、“光に当てない”を破ってしまい、恐ろしいグレムリンが次々と誕生していく…。ジョー・ダンテ監督、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、脚本はクリス・コロンバスという豪華製作陣が集結した「グレムリン」は大ヒット、続編「グレムリン2/新・種・誕・生」(90)は、脚本をコロンバスからチャーリー・ハースへと代え、さらに特殊効果の巨匠リック・ベイカーも参加し、こちらもヒットを飛ばした。
第2作目の公開から11年の時を経て、今回にわかに続編が注目された理由は“ドメイン”にある。LATINO REVIEW.COMによると、ワーナー・ブラザースが2009年より保持している「Gremlins3.com 」が先週、契約更新されたのだとか。そのことから、ワーナーが本格的に「グレムリン3」の企画製作に入ったのではないかという憶測が飛び交っている。
しかし、ダンテ監督は続編について慎重だ。「基本的に第1~2作目は、技術的な制限がありグレムリン(パペット)を使って“実際にできること”を考えたストーリーだった。今の技術なら何だって可能だが、どう物語を展開させるべきなのか難しくなったよ」。
安易な続編製作で失敗する例も多いだけに、新技術に飛びつかない姿勢は今のハリウッドでは貴重かもしれない。
個人の意見
この記事は
× 前作から11年○ 前作から21年
だったので、先ほど校正されました。
ネットって後から修正できるからイイネ。
2011/09/22
科学の力でお化けに立ち向かう80年代の大ヒット・ホラーコメディ「ゴーストバスターズ」の最新作「ゴーストバスターズ3」についてオリジナルのヒロインであるシガニー・ウィーバーが出演に難色を示していることがわかった。 これまでに何度も企画が浮上しては消えるというパターンを繰り返してきた「ゴーストバスターズ3」。今回すでに脚本は完成し、オリジナルキャストであるビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、そしてアーニー・ハドソン、そしてシガニー・ウィーバーに出演をオファー、全員が出演を承諾していた。ところが、なぜか肝心のマーレイが脚本を読まず撮影がスタートできないという状況に。
そこでエイクロイドは、マーレイ出演の是非に関わらず、2012年には撮影をスタートすると公言。これを受けてか、今度はウィーバーがマーレイが出演しない限り撮影はしないと宣言した。実はウィーバーは以前、マーレイが出演に同意しないのならばいっそ脚本上、ピーター(マーレイの演じるキャラクター)を殺してしまってはどうかと提案していたのだが、どうやら本心ではなかったようだ。「ビル(マーレイ)がノーと言えば、誰も続編はやらない。全員揃って楽しむってところが一番重要なんだもの」。
今度こそ実現かと思われた「ゴーストバスターズ3」、やっぱり一筋縄ではいかないようだ。
2011/12/21
軽快なリズムでお化け退治に奔走する80年代の大ヒットコメディ「ゴーストバスターズ」の第3作目はもはや絶望的な状況に陥っている。
シガニー・ウィーバーやダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンらオリジナルキャストが新作への出演を承諾する中、主要(最重要)キャストであるビル・マーレイだけが出演を拒否。手元に届いた脚本すら読んでいないと言われていた。
しかしタブロイド紙The National Enquirerによると、実際には“読んでいない”どころか、脚本をビリビリに引き裂き、エイクロイドとライミス宛てに送り返したのだという。さらにそれには「太ったオヤジがお化けを追っかけまわす映画なんか、誰も見ないっての!」というオマケのメモまで付いていたのだとか。 この件について真偽のほどはわからないが、マーレイがブームに乗って安易に続編を作ることに警鐘を鳴らしているのは確かだろう。せっかくの人気作品を台無しにされたくないという親心(?)から、製作を阻んでいるようにも見える。果たしてマーレイ不在で「ゴーストバスターズ3」は製作されるのか? オリジナルファンならずとも今後の行方が気になるところだ。