メタルアイドルのアリス十番、震災復興支援を胸に、メンバー解雇を乗り越え客席ダイブ


BARKS 4月6日(金)10時50分配信


東京麻布十番が産んだメタルアイドルユニット、アリス十番が、葛西臨海公園展望広場にて開催されている東日本大震災復興支援イベント<believe❤nippon>にて、4月8日(日)まで9日間連続のライブを開催している。


3月31日(土)に行われたオープニングセレモニーでは、アントニオ猪木が開会宣言を行い、その後メンバーの森カノンがビンタで闘魂注入をしてもらうという、身体を張ったイベントスタートとなった。毎日3~4公演おこなわれるライブステージに向け、気合いもしっかり充填されたことだろう。

囲み取材においては、前日にニュース報道された「3人のメンバー解雇」に関する質問が出ると、リーダーの桜のどかは「私たち残ったメンバーはもう前向きです!猪木さんに闘魂も注入していただきましたし、イベントを盛り上げていきます!イェーイ!」と、猛烈な前傾姿勢をみせた。

初日となる31日(土)は、春の嵐の影響で地域団体による演目などが中止となってしまったものの、アリス十番は、会場にきていた来場者やファンおよそ100名や被災地支援のためにとライブを強行、アリス十番おなじみの客席ダイブも飛び出し、被災地復興のための支援を呼びかけた。

翌4月1日(日)は天候にも恵まれ、出店している有名ラーメン店12店舗には行列ができる中、200名を超えるファンや来場者の前で計3回のライブを実施、今回の「believe❤nippon」用に書き下ろした新曲「負けないで☆」の他計5曲を熱唱、「毎日ライブを見て、ラーメン全種類食べてください!」とファンに呼びかけた。他にも、アリス十番が所属するアリスプロジェクトより、下呂温泉観光大使として活躍する麻友美によるユニットの麻友美withほわいと☆milkやポイサン委員会、さらに被災地の気仙沼からはご当地アイドルSCK GIRLSが登場しオリジナル曲を披露、「ラーメンを食べて、復興支援!」と呼びかけた。

また、4月1日(日)は山寺宏一が理事をつとめる『みやぎびっきの会』もスペシャルライブで復興支援ソング「虹を架けよう」を披露、「歌詞にもあるように、被災地が元気な姿を取り戻すまで、僕たちも歌い続けていきます!」と継続的な支援を呼びかけた。

アリス十番のメンバーは、ライブがない時間も来場者との交流を図り、メンバー自らも美味しかったラーメンについて来場者と情報交換をするなどイベントに積極的に参加し、東日本大震災復興支援に全力を投入している。

東日本大震災復興支援イベント「believe❤nippon」>
2012/4/1
麻友美with ほわいと☆milk
1.下呂っ娘♡きゅるん
2.未来は今
3.かぶラカタブLOVE
◆ポイサン委員会
1.納豆FOREVER
2.サクライツカ
アリス十番
1.夏だね☆
2.アドベンチャー
3.負けないで☆(※「believe❤nippon」テーマソング)
4.believe road
5.シンデレラ

個人の意見

 ・・・・当時、ここに書いていた意見を削除しました。
 2017年2月4日現在、Twitterのフォロー活動で偏見がなくなったので。
 ゴメンね(侘)。







産経新聞 4月7日(土)11時39分配信

 エレキ(電気)ギターの平成23年の輸入本数が過去最高になったことが7日、分かった。軽音楽バンドを舞台にしたテレビアニメの放映で人気に火がつき、若い女性の関心が高まったことが背景にある。円高による輸入単価の下落や中国などアジア産の格安品が出回っていることもブームを後押ししているようだ。

 ■格安モデル人気

「小学生から高校生までの女性来店客が急増しています」

 大阪・心斎橋にある西日本最大級の楽器店、三木楽器心斎橋店(大阪市中央区)の担当者はこう説明する。500本以上が並ぶ地下1階のエレキギターコーナーの売れ筋は2万~3万円台の輸入品。

 かつて、エレキギターといえば、男性の愛好家が、米国の老舗ブランド「ギブソン」や「フェンダーUSA」など数十万円もする高級ブランド品を買い求めるイメージが強かったが、ここ2~3年は3万円未満の格安輸入モデルを買う10代、20代の初心者が増えているという。

 同店の中井勝主任は「最近は廉価モデルの品質が上がっている」と打ち明ける。

 ■AKB影響も

軽音楽部でバンドを組む女子高生が主人公の人気アニメ「けいおん!」が21年にテレビ放映され、需要が拡大。今年に入り、人気アイドルグループAKB48の前田敦子さんが新曲プロモーションビデオの撮影で使用したことで注目された米国ブランド「グレッチ」のギター(店頭価格5万9千円前後)は、各店で品切れ状態が続く。

 財務省貿易統計によると、エレキギターの輸入本数は23年に39万3515本と18年の38万1514本を上回り、過去最高となった。だが、それに反比例するかのように、輸入単価は下がっており、23年は約1万7300円と10年前の半値を下回る水準だ。

 10年前に1ドル=120円台だった為替が70円台まで上昇したことが最大の要因。この間、ギター原料の「スプルース」「ローズウッド」など高級木材は1~2割ほど上がったといわれるが、円高が原材料価格の高騰分を吸収したようだ。

 さらに、生産の海外シフトや機械化が進み、中国やインドネシアなどで大量生産されるようになったことも輸入単価を押し下げたとみられる。

 国内大手のヤマハも23年度エレキギター販売数量は前年度比20~30%増を記録したが、広報担当者は「現在の状況は一時的なブームかもしれません」と警戒する。今後は「過度の価格競争に巻き込まれないよう、付加価値のある中・高級品で格安輸入品とは差別化する」と説明する。(藤原章裕)