釣り人にも迷惑な、迷惑釣り人




フジテレビ系(FNN) 4月30日(月)18時53分配信
新潟県にある新潟東港で、立ち入り禁止の防波堤に侵入する釣り人たちの迷惑行為がエスカレートしている。
立ち入り禁止の堤防に、次々と侵入する釣り人たち。
度重なる警告にもかかわらず、その迷惑行為は、さらにエスカレートしている様子。
新潟県にある新潟東港では、第二東防波堤が有料開放され、入場規制されるほどの大人気となっている。
一方で、立ち入り禁止のはずの西防波堤にも、釣り人の姿が見られる。
この新潟東港には、大きな防波堤が2つあり、かつては両方とも立ち入り禁止だったが、不法に侵入した釣り人が転落して死亡する事故が相次いだことから、行政側は、安全な第二東防波堤を2010年に有料開放し、危険な西防波堤は、もともとあったゲートの高さを上げるなど、対策を強化した。
しかし、釣り人は、それをやすやすと乗り越えて侵入してきた。
対する行政側は、ゲートに足をかけにくいようネットを設置したが、それも効果はなく、行政と釣り人との攻防がエスカレートしている。
そこで2011年11月、行政側は、フェンスの上に有刺鉄線をびっしりと張った。
くぐり抜けられないように、ゲート横の鉄板の下などにも有刺鉄線が張りめぐらされ、ゲート内にも新たなフェンスが設置された。
しかし、西防波堤にやってきた迷惑釣り人は、有刺鉄線が張りめぐらされたゲートを避け、かぎ縄のようなロープをフェンス横のコンクリート壁に引っかけて登っていた。
まるで忍者。
そして、コンクリート壁に上がると、今度はロープをたぐり寄せて、自転車を引き上げた。
迷惑釣り人は「(立ち入り禁止と書いてあるが?)みんな入ってるよ。(自分)1人じゃないじゃないか」と語った。
中には、有刺鉄線をものともせず、フェンスを乗り越える迷惑釣り人や、有刺鉄線にマットを敷いて乗り越える人、さらに、脚立を持ってきている釣り人までいた。
有刺鉄線をものともせず、フェンスを乗り越える迷惑釣り人は「(有刺鉄線危ないですよ、けがしますよ?)いいよ!」と語った。
いったいなぜ、有料で開放された防波堤に行かず、危険な防波堤への侵入を繰り返すのか。
迷惑釣り人は「(なぜ有料開放の防波堤ではだめ?)向こうには、タコいないもん」と語り、有料開放された防波堤では、狙っている獲物が釣れないと主張していた。
迷惑釣り人は「危ない、危ないって、どこだって危ないって。危なくないところなんか、どこにもないんだよ! (壁は3メートルくらいありますよ、落ちたらけがしますよ?)そんなの当たり前だ! だから、それが自己責任だってのよ」と語った。
迷惑釣り人は、自己責任を主張するが、事故があれば警察や消防が出動し、対応することになる。
行政側は、新たな対策に乗り出している。
新潟県港湾整備課の吉田 智課長補佐は「今度は、1つあるゲートの内側に、もう1つゲートを設けて、侵入防止を図っていきたい。今後は、ずっと入りにくくなると思う」と語った。

最終更新:4月30日(月)19時25分

Fuji News Network

個人の意見

 釣り人として、マナー違反者と同等に見られるなんて迷惑な話だ。

 動画を観たら、天然スキンヘッドや白髪とか、いい歳の人ばかりじゃないか。



産経新聞 1月14日(金)7時30分配信 

平成22年の殺人事件の認知件数は2年連続で戦後最少を更新する一方、
高齢者が容疑者になるケースが大幅に増加したことが13日、警察庁のまとめで分かった。
特に60代後半の容疑者は前年の約1・5倍に上った。
昨年の交通事故死者も高齢者が初めて過半数を占めており、治安や交通事故防止でも高齢者対策が課題になりそうだ。
 まとめでは、昨年の殺人の認知件数は前年比2・5%減の1067件。
このうち検挙された容疑者の年齢をみると、14~19歳の少年が39人で前年比13・3%減。
成人では20代が143人(12・8%減)▽30代178人(11・4%減)
▽40代173人(1・1%減)▽50代143人(14・9%減)と軒並み減少した。
 これに対し、60代は33・8%増え、人数でも2番目に多い174人。
特に65~69歳は47・3%の大幅増となった。70歳以上も6・8%増の94人だった。
 65歳以上の高齢者の動機をみると、「憤怒」(72人)がトップ。
これに「介護・看病疲れ」(30人)、「恨み」(28人)、「生活困窮」(6人)が続いた。
“キレやすい”高齢者や孤立化する高齢者の姿が浮き彫りになっている。
 警察庁幹部は「高齢者の万引の増加も社会問題化しており、関係機関や地域社会が
高齢者を見守る態勢をどうつくっていくのかが、治安の問題でも重要になってくる」と話している。
 また、警察庁が13日まとめた22年の刑法犯認知件数(暫定値)は158万5951件と8年連続で減少。
150万件台に下がったのは平成に入って初めてで、治安の回復傾向が顕著になった。
罪種別では、ほとんどの罪種で前年を下回る中、強制わいせつが5・1%増の7028件、
公然わいせつは12・5%増の2652件とわいせつ事案の増加が目立った。
 都道府県別では滋賀県(1・6%増)を除く全都道府県で減少。