三方湖で特大40センチの金魚?


毎日新聞 5月16日(水)17時1分配信
 美浜、若狭両町にまたがる「三方五湖」の保全活動を理解してもらおうと、地域住民や行政、研究者らでつくる「三方五湖自然再生協議会」(会長・鷲谷いづみ東京大大学院教授)は、活動の構想をまとめた冊子(A4判、10ページ)を製作した。1万5000部を両町で全戸配布するという。
 三方五湖は、汽水湖水月湖久々子湖、管湖、海水の日向湖、淡水の三方湖の5湖からなる。塩分濃度の違いにより各湖で生態系が異なり、湿地保全を目的としたラムサール条約に登録されている。近年は外来魚などが生態系に与える影響が懸念され、昨年5月に同協議会が設立された。
 冊子には、湖に生息する魚や鳥の種類や生態を写真とともに掲載。水辺の生態系再生や、自然を生かした地域活性化など今後の目標20項目も示され、「フナやナマズが田んぼで産卵する姿が見られるようにする」「エコツアーを年間を通じて開催する」などとしている。
 冊子は希望者にも配布している。問い合わせは県自然環境課(0776・20・0306)。【柳楽未来】

5月16日朝刊



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