内水面漁協連合会60周年式典


産経新聞 5月30日(水)7時55分配信

 県内水漁業協同組合連合会の設立60周年記念式典が29日、福井市手寄のアオッサで開催された。アユの漁獲減少などが問題となる中、特色のある漁業振興による回復などが訴えられた。同連合会は昭和25年に設立され、現在、16の内水面漁協が参加している。

 式典の冒頭、岩本日出男・代表理事会長があいさつ。釣り人口や組合員の減少などで運営環境が厳しくなる上、川ではカワウの影響でアユが減少、湖沼ではコイヘルペス富栄養化で水質環境の悪化が懸念されるなどの課題を指摘。「逆境にあるが“還暦”を機に原点に戻り、回復に努めたい」と訴えた。

 また、西川一誠知事は九頭竜川三方五湖北潟湖などで、ウナギやエビ、シジミなどの特色ある漁業振興を求めた。

 このあと、たかはし河川生物調査事務所の高橋勇夫所長によるアユに関する講演や、滋賀県立琵琶湖博物館の中井克樹学芸員による外来魚対策の解説なども行われた。

個人の意見

>釣り人口や組合員の減少などで運営環境が厳しくなる

>川ではカワウの影響でアユが減少

>湖沼ではコイヘルペス

富栄養化で水質環境の悪化


 ご存知の通り、カワウはヘラブナも捕食します。
ここで挙げられた問題は、ヘラ釣りにも深く関係しています。
今すぐ何かしろということではなく、心に留めて常に意識することで、その局面に立たされたとき何かができるかも知れません。