「ヘビメタ博士」
このほど「ボーガン博士」号を授与されたのは、北島ハミルトン(Hamilton)のワイカト大学(Waikato University)のデーブ・シュネル(Dave Snell)氏。同氏は2007年、反社会的で潜在的な危険因子というボーガンたちのステレオタイプに隠れた真の姿を、心理学的手法を用いて解き明かすことを目的に研究を開始した。
研究資金として10万NZドル(約640万円)を与えられたシュネル氏は、ボーガンたちが集まるヘビメタのコンサートへ出向き、ヘビメタファンであることが彼らの生活に及ぼす影響を調査した。
その結果シュネル氏は、ボーガンたちは長髪にウォッシュジーンズ、黒いTシャツといった外見的特長で自身をボーガンと認識しているが、皆が同一の人格タイプを持つわけではないことを発見した。
また、他のグループと比べて、特にヘビメタファンが就職など社会的活動への参加能力に欠けるという証拠も無かった。そういった「普通」の場では、ヘビメタファンたちは外見的に控えめな装いをすることで適応しているとシュネル氏は述べている。
自身の研究結果について、シュネル氏は「例えば人事担当者が用いる心理テストは人々を明らかに異なる個別の人格タイプに当てはめるものだが、こうした区別は不可能だということを示している」と語った。
シュネル氏の博士論文はスイスやポルトガルの学会でも発表された。この論文について、シュネル氏を指導したダリン・ホジェッツ(Darrin Hodgetts)教授も価値ある研究だと評価している。「ボーガンを事例研究の対象として、われわれのアイデンティティー認識や、コミュニティー理解、その中でのわれわれの活動を追求した。優れた研究だね」(c)AFP
個人の意見
>ボーガンたちは長髪にウォッシュジーンズ、黒いTシャツといった外見的特長で自身をボーガンと認識しているが、皆が同一の人格タイプを持つわけではないことを発見した。
>そういった「普通」の場では、ヘビメタファンたちは外見的に控えめな装いをすることで適応している
とシュネル氏は述べている。
とシュネル氏は述べている。
スーツの職場や、結婚式とかフォーマルな場所では自己主張なんてしない。
平服であっても同様。
平服であっても同様。
ただ、カジュアルな服装でいいときは主張しないと、ノッペラボウな人たちと同じになってしまうから、それを避けている。
同じ人から「はじめまして」なんて挨拶は、何度も聞きたくないものだ。