琵琶湖博物館 ニゴロブナ:パネルや模型で紹介
毎日新聞 7月15日(日)14時17分配信
県立琵琶湖博物館(草津市下物町)で14日、田んぼの中の生き物を紹介する企画展「ニゴローの大冒険」が始まった=写真。11月25日まで。
パネルを100枚以上使って琵琶湖と周辺に住むニゴロブナの生いたちを紹介。約3メートル大のコサギのくちばし模型や巨大なブルーギルのイラスト、中に入れる魚取り道具の模型を設置し、小さなフナの気持ちになってもらえる演出をしている。
観覧料(常設展とは別)は小中学生100円、高校大学生160円、一般200円。開館は午前9時半~午後5時。9月2日まで無休。問い合わせは同博物館(077・568・4811)。【柴崎達矢】
パネルを100枚以上使って琵琶湖と周辺に住むニゴロブナの生いたちを紹介。約3メートル大のコサギのくちばし模型や巨大なブルーギルのイラスト、中に入れる魚取り道具の模型を設置し、小さなフナの気持ちになってもらえる演出をしている。
観覧料(常設展とは別)は小中学生100円、高校大学生160円、一般200円。開館は午前9時半~午後5時。9月2日まで無休。問い合わせは同博物館(077・568・4811)。【柴崎達矢】
7月15日朝刊
みんなの経済新聞ネットワーク 7月14日(土)19時56分配信
びわ湖の固有種でふなずしの原料にもなるニゴロブナの「ニゴロー」が田んぼで誕生し成長して恋に落ち、子孫を残すまでを体験型で展示する同展。天井から突き出たサギの巨大なくちばしや、のぞきこむ子どもの顔など田んぼで暮らすニゴローの視線で楽しめる。
併せて、1996年の開館以来16年間にわたる「田んぼ」の調査結果や調査道具も紹介。田んぼという舞台に現れる多くの生き物もはく製や模型、パネルなどで随所に登場する。
同館学芸員の金尾滋史さんは「人の暮らしと琵琶湖の間にある「田んぼ」は多くの生き物の宝庫。そして繁殖の場でもある。身近な田んぼにたくさんの生き物が暮らしていることを知り、人と自然の関わりを知ってもらえたら」と話す。
展示コーナーの一角には、県内外38人の田んぼの研究者の紹介コーナーも設け、それぞれの研究分野や持ち味などをユニークなデータで紹介する。
9月2日までは水族企画展示室で「ぼくらは田んぼの合唱団-滋賀に住むカエルたち-」も同時開催。滋賀に生息するカエル16種約30点を生体展示するほか、音声と映像でカエルの鳴き声や鳴き方も紹介している。
開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。常設展示観覧料金のほかに観覧料金が必要。観覧料金は、一般=200円、高大生=160円、小中生=100円。11月25日まで。
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