市職員「釣り名人」停職3か月の懲戒処分


読売新聞 10月6日(土)8時48分配信

 神戸市は5日、病気や介護などを理由に休暇を取りながら、趣味の釣りに出かけたり、テレビの釣り番組に出演したりしたとして、市環境局の男性職員(50)を停職3か月の懲戒処分にした。

 職員は「ちょっとぐらいなら、ばれないと思っていた。浅はかだった」と話しているという。

 発表によると、職員は2006年11月~11年5月の間の少なくとも7日間、腰痛やぜんそく、親族の葬儀や介護などを理由に、病気欠勤や忌服休暇(忌引)、特別休暇を取得し、高知県など4県に釣りに出かけていた。三重県では、釣り上手として民放番組の収録に参加していた。

 今年1月に「職員と思われる人がテレビに出ている」と市人事課に匿名の電話があり、市監察室が調査。職員が所属する釣りグループのブログには、病気欠勤した日に釣りをする様子の書き込みなどもあったという。

最終更新:10月6日(土)8時48分

読売新聞




産経新聞 10月6日(土)7時55分配信

 神戸市は5日、病気を装って欠勤し、その間に釣りを楽しんでいたなどとして停職3カ月の懲戒処分とした環境局の男性職員(50)以外に、勤務時間外に約9年間、地方公務員法で禁じられているアルバイトをしていた環境局の男性職員(48)ら2人の懲戒処分を発表した。

 市によると、この環境局職員は平成14年6月から昨年10月まで須磨区内の運送会社で週3回程度、夜間から未明にかけてアルバイトを続け、計約870万円の収入を得るなどしており、停職6カ月とした。

 市の調べに対し、住宅ローンの返済などがあったとして「生活が苦しくなり、悪いのは知っていたがアルバイトしてしまった」と話しているという。

 また、東京出張中に女性のスカート内を盗撮したとして東京都迷惑防止条例違反容疑の現行犯で逮捕された都市計画総局の男性職員(36)を停職1カ月とした。女性とは示談が成立し、不起訴処分となっている。



毎日新聞 10月5日(金)23時57分配信

 神戸市は5日、環境局の男性職員(50)が虚偽の病気欠勤や忌引休暇などを届け出て釣りに出かけていたなどとして、停職3カ月の懲戒処分にした。病気欠勤中に収録されたテレビの釣り番組に出演し発覚した。職員は「ばれないと思った。浅はかだった」と反省しているという。

 市によると、職員は06年11月~11年5月、病気欠勤や休暇を計15回、不正に届け出、うち7日間は四国や三重県などに釣りに出掛けていた。病気欠勤する際は、未使用の薬袋に日付を書き込んで病気を装っていたという。

 市は「職員がテレビ番組に出演しているのでは」という告発を受けて調査。番組のほか、職員が所属する釣りグループのブログや釣り具メーカーのホームページへの本人の投稿などで不正が裏付けられた。【錦織祐一】


朝日新聞デジタル 10月5日(金)19時39分配信

 病気を理由に仕事を休み、釣り名人としてテレビに出演していたとして、神戸市は5日、環境局の男性ごみ収集職員(50)を停職3カ月の懲戒処分にした。市監察室は「あまりに釣りが好きで、有給休暇だけでは足りなかったようだ」と話している。

 発表によると、職員は2006~11年に少なくとも計7日、腰痛やぜんそく、親族の葬儀や介護を理由に病欠や特別休暇を取り、高知県徳島県に釣りに出かけていた。うち2日は、三重県で民放テレビ局の釣り番組収録に参加していた。

 今年1月、「市職員が釣り番組に出ていた」という匿名の電話を受けて監察室が調査を開始。釣り具メーカーのホームページなどに職員が日々の釣果を実名で投稿していたため、不正が明らかになった。職員は「少しならばれないと思っていた。浅はかだった」と反省しているという。

個人の意見

 公務員の釣り名人さんは、休暇を利用して、ボランティアで活動しないとダメですね~。