山東省で品評会、1等賞は「昭和三色」1600万円

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サーチナ 11月16日(金)12時0分配信


 中国では、ニシキゴイの人気が高まっている。秋は品評会の季節だ。山東省済南市で13日から15日まで開催された「2012済南錦鯉コンテスト」には養殖場28カ所が348匹のニシキゴイを出展した。「コイわずらい」である愛好者の関心を集めた同品評会だが、1位に選ばれたのは「昭和三色」と呼ばれる品種のニシキゴイだった。125万元(約1613万円)の値がついた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 ニシキゴイの飼育は19世紀に新潟県内の農家で盛んになったとされる。その後、品種改良が進んだ。20世紀になると輸送手段の発達などで、日本国外への輸出も容易になった。現在までに、紅白、大正三色昭和三色など、さまざまな品種が生み出された。

 中国は改革開放が始まった1980年ごろから、日本の品種の導入を始めた。経済成長の進行にともない裕福層が増えたことから、高価なニシキゴイを求めるファンも増えた。愛好者団体もできるなど、中国ではニシキゴイブームが続いている。

 ニシキゴイは、日本の「国魚」でもある。(編集担当:如月隼人)

個人の意見

 国魚であることを、どれだけの人が知っているだろう・・・。