「ダイワへらペアバトル2015大会」

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 優勝者がメル友だったので、詳細を聞くことができました~。

優勝

上杉 拓 氏 20・75kg

「31枚しか釣ってないですけど、相方に恵まれよかったです」
タックルVデータ
サオ=『龍聖』9尺
タナ=1m
ミチイト=0・7号
ハリス=上0・4号8cm 下0・3号33cm
ハリ=上『OHバラサ』6号 下『へらサスケ』3号
ウキ=『自作』ボディー4cm パイプ6cm ソリッド足8cm
エサ=『粒戦』120㏄+『とろスイミー』30㏄+『セットガン』120㏄+『GTS』120㏄+水180㏄、5分放置後、『セット専用バラケ』120㏄+『パウダーベイトスーパーセット』120㏄
クワセエサ=“サナギ感嘆”『感嘆』1袋+『さなぎ粉』50㏄の“サナギ感嘆”20cc+水15cc

●山村 慎一 氏の釣行レポート

 71枚 39・3kg

■タックルVデータ
サオ=『白冴』8尺
ミチイト=東レ『"将鱗"へらスーパープロPLUS』0・8号
ハリス=東レ『"将鱗"へらスーパープロPLUS』0・4号 上7cm下19~24cmで1番よかった長さは21cm
ハリ=上『鬼掛へら極ヤラズ』6号から5号へ変更 下『鬼掛へら喰わせヒネリ』3号から2号へ変更
ウキ=▼最初『堀川作』中太パイプ、ボディー4・5cm6mm径 全長17cm
▼2番目『堀川作』細パイプ ボディ4cm5mm径 全長19cm
バラケエサ=『粒戦』1+『とろスイミー』0・5+『セットガン』1+『凄麩』1+水2を放置して『パウダーベイトスーパセット』1+『セット専用バラケ』1を、手水と『BBフラッシュ』水に浸した『粒戦』で調整。軟らかめの“だんごタッチの小エサ”使い。
クワセエサ=“サナギ感嘆” 「『感嘆』1袋+『さなぎ粉』40cc」10cc強+水8cc

■釣況
○前半戦
いわゆる朝の好時合いをモーニングサービス、略してモーニングというが、ここ清遊湖は“モーニング”のあることが多い釣り場だ。
 まさに当日は、そのとおりの展開になった。
 サービスタイムには限りがあり、午前9時くらいまで好調が続いてその後食いが渋くなった。この終了時間は想定内だった。

 入り(釣り始め)は下ハリス30cmで様子を見たが、そういった理由ですぐに27cmへは変えていた。ところが、27cmはどうも釣りづらい。私の感覚的に「ウキに余計な動きが出て、いいアタリが消されてるような感じ」がしたので、思いきってさらにハリスを短く24cmに詰めた。
 これが功を奏して余計な動きが消え、必要最小限のサワリ後に、いいアタリをもらえることが多くなった。
 それでも大会プレッシャー(フィッシング・プレッシャー)で、ベストな釣況には遠くおよばないので、リズム・メイクとして表層のヘラブナへ反応させる手段を取った。
 つまり「表層にいるヘラを少なくも、多くもさせない」ほどよい魚影(この魚影が直接、釣果に結びつかなくとも焦らず)を維持して反応させながら釣っていく手段である。

 この方法で釣り進めると、下ハリス24cmでも「ハリスが張るのが遅い」と感じてきたので21cmまで詰める。確かに、アタリ数が少なくなった気もしたのだけれど、ヒット率は高くなったので我慢した。

 前半は、このまま終了を迎え、釣果は41枚だった。

○後半戦

 後半は、前半戦で用いた同じタックルで始めた。
 この判断でスタート・ダッシュに成功して5~6枚は、すぐに釣ることができた。
 開始から40分くらい経過した頃、さらに食いが渋くなってしまいカラツンが多発する。
 こうなると、今まではヘラブナが食えていてた設定なのに、ウキに表れる動きは食いきれなくなった感じとなり、カラツンの応酬となった。
 対応策として、端的に言えば「ヘラブナの口に入りやすくなる」ことを目的に「ハリを小さく」して、ウキも「細パイプ」に変更。ハリを小さくした分、ハリスを19~21cmに合わせた。
 これで最後まで釣りきって、幸いにもいい結果を得た。
 振り返れば、釣り座抽選で、入場口近い手前の釣り座を引いてしまったから心配していたのだが、この釣り座に思ったよりヘラブナが多くいて、なおかつ私の釣りが上手くかみ合ったことが勝因となったのだと思う。
 私は釣り座に恵まれたのだ。



追記:
 会場で知人・友人へ挨拶をして回るなか「黒沢清孝」氏にも挨拶できた。
 自分が出向くケースとして“スピーチなどのある催事の進行中”という仕事場であることが多々あり、こちらの気持ちと裏腹で、皆さんとの私語的会話はままならなくなってしまい実に申し訳なく思っている。お辞儀だけになってしまっても、まったく他意はないので何卒ご了承願いたい。