第12回 農林水産大臣杯争奪へら鮒釣大会

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優勝=石川和人(あかね支部)153枚37・270kg 小松屋7番 昨年度支部1位
準優勝=山内克己(マスターズクラブ)150枚36・580kg 小松屋14番 マスターズクラブ推薦
第3位=伊藤さとし(板橋支部)125枚29・230kg 中島屋7番 シマノ推薦
第4位=石井旭舟(個人会員)29・020kg 中島屋2番 マルキユー推薦
第5位=茂木昇一(個人会員)28・830kg 小松屋5番 ダイワグローブライド推薦
第6位=坂巻茂夫(東葛支部)28・020kg 小松屋10番 昨年度支部1位
第7位=青野 浩(静岡静水会)28・000kg 小松屋20番 春季大会(舟の部)第2位
第8位=菅沢博雄(佐原支部)27・960kg 小松屋3番 モーリス推薦
第9位=京谷錠児(草松支部)27・900kg 小松屋6番 昨年度支部1位
第10位=水内 順(サンデーマスターズ)25・940kg あづま19位 サンデーマスターズ推薦
第11位=山来霞水(あずま支部)25・320kg 小松屋18番 秋季大会(陸の部)2位
第12位=浜田 優(個人会員)25・000kg 中島屋10番 個人ベストテン9位
第13位=高橋 博(赤坂支部)24・250kg 小松屋17番 昨年度支部2位
第14位=関和秀行(八街支部)24・020kg 小松屋11番 昨年度地区AOY9位
第15位=山口伸一(個人会員)23・960kg 中島屋23番 昨年度AOY7位

敬称略

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優勝
石川和人
釣果=153枚 37・270kg
所属=あかね支部
舟宿=小松屋
出舟順=7番
舟着け=小松屋対岸
竿=シマノ『飛天弓 閃光XX』11尺
タナ=底釣り チョウチンでタナ取れた。上バリトントンから3~10cmズラシ
ミチイト=0・8号
ウキ=『かちどき 底釣オールマイティー』12番 極細テーパーのパイプトップ12cm 全長29cm 全11目盛中5目盛沈め(6目盛出し)のバランス 羽根ボディ5・8mm径12cm 竹足1・2mm径5cm
ハリス=0・4号上32~35cm下40~43cm(朝は35cmと43cmから始めて、流れが出てから32cmと40cm)
ハリ=上下オーナーばり『OHバラサ』4号
エサ=『ダンゴの底釣り冬』120㏄+水120cc+『バラケマッハ』120㏄で、硬めに仕上がるため手水を加えて食わせる(アタリが出やすい)タッチへ押し練り調整。エサの大きさはパチンコ玉大。ウキを動かしたいときは『バラケマッハ』で調整して、カラツンが続いたら手水で軟らかくするか、アタリを送る。
「釣り場の特長として水位の上下があり、流れも含めて水位の変化とナジミ幅を気にしていた。(新ベラの釣果を意識したが)グルテンは、そんなによくなかった」

準優勝
山内克己
釣果=150枚 36・58kg
所属=マスターズクラブ
舟宿=小松屋
出舟順=14番
舟着け=小松屋舟着場前
竿=シマノ社製12尺
タナ=3・3mの底釣り。上バリトントン~3cmズラシ
ミチイト=0・8号
ウキ=『くし玉 作』11番 細セルパイプトップ バランスは空バリで全11目盛中3目盛沈め 5・5mm径羽根ボディ12cm 0・8mm径ソリッド足6cm
アタリ=「ムッ」2目盛なじみから、黒帯あるかないかの変化的なアタリ
ハリス=上0・4号35cm下0・3号42cm
ハリ=上『OHバラサ』4号 下『へらサスケ』5号
エサ=『ダンゴの底釣り夏』60㏄+『ダンゴの底釣り冬』60㏄+『ペレ底』30㏄+水120㏄+『バラケマッハ』60㏄を8mm大。カラツンが出たら手水で軟ネバ(やわねば)方向へ調整。
クワセエサ=『わたグル』25㏄+『グルテン四季』25㏄+水65㏄を5mm大で打ち、カラツンが出たらグルテンも手水で押し練りする。

第3位
伊藤さとし
釣果=125枚 29・230kg
所属=板橋支部
舟宿=中島屋
出舟順=7番
舟着け=小松屋舟着場対岸(ネギ畑下)
竿=シマノ『飛天弓閃光XX』12尺
タナ=底釣り。5cmズラシ
ミチイト=東レ『"将鱗"へら TYPE-II』0・7号
ウキ=『扶桑AR』12番 ボディ12cm セルパイプトップ全11目盛中4目盛沈めのバランス
ハリス=東レ『"将鱗"へらスーパープロPLUS』0・35号上30cm下36cm
ハリ=上下『OHバラサ』3号
エサ=(1)『グルテン四季』30㏄+『わたグル』20㏄+水50㏄と(2)『グルテン四季』50㏄山盛り+水50㏄を釣況で、5mm大に打ち分ける。
「朝は16尺の底釣りで、もっと手前の回遊狙いができると分かり30分でサオ12尺へ交換。上バリトントン~5cmズラシで釣っていたが、その後、水位変動へ臨機応変に対応する手段にした。打ち込み点を探りながら、1目盛ぐらいナジむタナを狙っていった。流れが強いときは、エサ持ちのよい(1)を使い、それ以外はシンプルで釣りやすい(2)を使った。新ベラの型が大小あって、(1)のまとまり感が強いグルテンだと小型、ややボソっ気のあるグルテンには2枚1kgの良型が交じった。11連チャンという絶好調のときはアタリを送ると食い上げで釣れた。河川釣り場で流れる特長から、水の抵抗を軽減するためミチイトを細くしたのが好成績の理由かもしれない。ハリはオーナーばり『OHバラサ』5号で始め、最終的には同3号まで小さくして“食いやすくした”ことも効果があった。着底後、モゾモゾと刻むアタリは、ほぼ空振りなし、高確率で乗り、ダブルは7回もあった」