速報・シマノジャパンカップへら釣り選手権大会 関東C大会『つり処椎の木湖』

表彰台撮影=BIZARRE
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Result=釣り具屋さん
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 楠 康一 氏
サオ=シマノ『朱紋峰 神威』8尺
タナ=1m(プラス3~5cm)
ミチイト=東レ『"将鱗"へら TYPE-II』1・0号
ウキ=『扶桑 プロトタイプ』
5・5mm径の羽根ボディー4・5cm
グラスムクトップ10cm(1mm径テーパー)
全7目盛中クワセエサなしで4目盛出し(クワセエサが付いて3目盛出し。いわゆる“動かしながらの釣り”)。1mm径カーボン足6cm。
ハリス=上下 東レ『"将鱗"へらスーパープロPLUS』0・5号 上8㎝ 下33~35cm
ハリ=上『OHバラサ』7号 下『タクマ』3~4号
「1回戦のときから小バリの方が食ってきた印象はあった。小バリでハリスがきちんと張らせたら、釣り込める感触があった。たった2cmだと思うかも知れないが、2cmの差は歴然だった。アタリの出る長めの35cmハリスを張らせたいときは『タクマ』4号、釣り込める感じがしたら33cmの『タクマ』3号にした」
バラケエサ=『粒戦』200㏄+『粒戦 細粒』100㏄+『セットガン』100㏄+水300㏄を放置。『セット専用バラケ』100㏄+『底バラ』100㏄でボソの基エサをつくり、使用エサは、このエサに多めの手水を加えて『BBフラッシュ』で持たせた。
「“過激な粒系バラケエサ”だと称されたが、上から抜くと魚が上がりっきりになるので“入る方向になるグラスムクでも持たせる釣りとして『BBフラッシュ』でなじみ幅を探った。魚が上がりたがるため、上ずってきたら圧と大きさで2~3投、意識的に沈没させてなじみ切りした」
クワセエサA=サナギ感嘆=「『感嘆』1袋+『さなぎ粉』20㏄」10㏄+水10㏄
クワセエサB=サナギ玉=5月頃につくった『力玉』+『さなぎ粉』
「冬に使うクワセエサ“サナギ玉”の方がヒット率が高かった。“サナギ玉”だったからハリスが詰められたような気がする。自分にとって“サナギ玉”の釣りは『粒戦』と見間違えて食わせる、いわば誤飲の釣り。これは、この時期に武蔵の池ではやっても、つり処椎の木湖ではまずやらない釣り。自分も最初は“サナギ感嘆”で入ったのだが、どうも渋い印象を受けて、周囲を見渡すと40cmくらいのハリスで釣っていた。小バリで印象がよかったし、小バリと力玉の組み合わせで釣ろうと決めた」

コメント
「食いは渋かったと思います。(どこで勝利を確信したか)最後まで、分からなかった。がんばって5位以内に入ろうと探り続けていて、どこかでもっと釣っている人がいるかも知れないから気が抜けなかった。関西の参加者がモーレツに絞っていてかなりプレッシャーだった。決まったときに、えっ、そうなのと驚いたくらい。競技時間2時間で20枚を目標にしていて18枚だったから、決して安心できなかった。ナグ(南雲氏)が19枚だったし、終わったとき優勝は考えられなかった」