Bridgestone Blog - ブリヂストン『いつ履く?いつ戻す?スタッドレスタイヤの履き替え』

 今年も、この時期がきました。
 アルミホイールからテッチンに戻す作業・・・じゃなくて冬タイヤに交換します。
 冬タイヤは、1年のうち3~4カ月だけ履くものなので、経済的な理由で純正テッチンにスタッドレスを組み込んでいます。

 非金属タイヤチェーンを長らく愛用(劣化したら買い換え)してきたのに、冬タイヤの購入に至った理由は、たしか成人の日だった2013年1月14日のこと。この日首都圏は記録的な豪雪に見舞われ中央道、首都高をはじめとして交通が麻痺したのですが、その月、自分は東京都あきる野市・秋ヶ瀬FC(もう一度行きたかった。惜しい)にて河村大輔氏の取材が決まっていたにもかかわらず、幸いにも豪雪前日の日程で難を逃れました(ただし酒蔵がいくつもある都内と思えない環境の下、当日から雪は降りそうな冷え込みとなって寒さが身に染みました)。

 ところが豪雪当日に取材へ強行した同業者は帰宅困難者となり、身動きができず、最悪は人里離れた山奥(そういう立地の釣り場は少なくない)で車中泊。給油もできず空腹になるし電話の充電も不安になる状態で、仮に雪が止んでも次は路面凍結するため、いつまでも解決の目途が立たず大変なメに遭ったという話を聞いて、寒さ以上に震え上がってしまいました。

 自分の場合、悪路脱出は持参しているタイヤチェーンで可能ですが、走行は不自由で、速度が出ません。そこで脱出用ではなく、あくまでも普通に乗れる状況へ近づけるべく、思いきって新品スタッドレス(安全性を重視)を購入。現在に至ります。

 さて、そんな冬タイヤへの履き替え時期は微妙。
個人的にはテッチンへ戻したくない(笑)もので、ギリギリを探ってしまいます。

 以下、Copy and Paste。


 冬のドライブにはスタッドレスタイヤが必要とご存知の方は多いものの、スタッドレスタイヤの履き替えタイミングについてはあまり知られていないようです。急な雪に見舞われ慌ててスタッドレスタイヤを購入、夏まで(場合によっては次の冬まで)そのまま履き続けているという方も実際に見かけます。今回は安心・安全なドライブを楽しむために、スタッドレスタイヤを装着するタイミング、またサマータイヤへ戻すタイミングについてお話をしたいと思います。

まずいつスタッドレスタイヤに履き替えるかという話から。前回このブログでもご紹介しましたが、スタッドレスタイヤの性能を100%引き出していただくために、新品スタッドレスタイヤを購入いただいた場合は時速60km/hで200kmほどの慣らし走行をおすすめしています。これはタイヤ表面の油や汚れを取り除き、路面と接するトレッド面をより均一に接地させるようにするためです。

ですから雪が降り出す約1ヶ月前を目処に、スタッドレスタイヤの購入&履き替えをしていただくのが理想です。具体的なタイミングは気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日」を参考にすることができます。このデータよると北海道札幌市の初雪が10月28日、東京都の初雪が1月3日となっていますから、北海道で9月末、東京では12月初旬がスタッドレスタイヤへの履き替えタイミングと言えそうです。(下記図参照)
東京 平年値(霜・雪・結氷の初終日)
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またスタッドレスタイヤからサマータイヤへと戻すタイミングについても上記データがとても参考になります。札幌市で4月19日、東京都で3月11日など、都市ごとに平年のデータが発表されていますので、お住まいのエリアまたよくお出かけになるエリアをチェックし、直近の気象予測と照らし合わせながらサマータイヤへ戻すタイミングを決めるのが良いでしょう。

最後にひとつ、そのままスタッドレスタイヤを履いていてはダメなの?という疑問にもお答えしておきましょう。最近のスタッドレスタイヤは性能が格段に向上し、乾いた路面でもスムーズに走れてしまうためそのまま履き続けている方も見かけますが、実はスタッドレスタイヤはサマータイヤと比べると氷雪路に強い反面、雨が苦手なタイヤということを覚えておいてください。

冬には冬のタイヤ、夏には夏のタイヤを選ぶことがドライブを安全で楽しいものにしてくれるのです。


 以上Copy and Paste・・・。

 さて、愚痴をこぼしても仕方ないので、ジャングルジムみたいなところへ反射カバーをかけて保存していたスタッドレス・タイヤ4つ、フロアジャッキ、馬2基、十字レンチを持って、これから駐車場へ行こうと思います。