<京都>丸々と 広沢池で「鯉揚げ」 師走の風物詩


12/2(日) 12:07配信


イメージ 1




 京都市右京区の広沢池で1日、師走の風物詩「鯉(こい)揚げ」が始まった。水が抜かれた池から、丸々とした生きのいいコイを漁師らが網ですくってボートの上に集め、大きさごとに仕分けし、いけすに移していた。

 今年4月に放流した約1000匹の稚魚は、平均約40センチ、1~1.5キロに育った。鵜(う)などに食べられるものも多いが、約600~800匹が水揚げされるという。養殖業の平岡義久さん(44)は「広沢池は水深が浅いため太陽の光が差し込み、幅のあるいいコイが育ち、泥臭さもない。年々、買いに来るお客さんは減っているが、若い世代の人にもぜひ食べてみてほしい」と話す。

 大阪府交野市から買いに来た北田幸雄さん(72)は「昔から好きで、毎年楽しみにしている。『洗い』にして、酢みそで家族と一緒に味わいます」と話した。

 鯉揚げは2週間ほど続き、午前9時~午後3時。販売は1月末までで、午前9時~日没。コイ(1キロ1000円)の他、フナ(同)、モロコ(1キロ3300円)、エビ(同)も販売。問い合わせは平岡さん(090・8989・6417)。【川平愛】

個人の意見

 コイがメインみたいですね。