緊急雇用対策でブラックバス駆除 20カ所で実施へ 埼玉


2009/06/22 20:58  iza

 ブラックバスブルーギルなど外来魚の食害から埼玉県内の在来魚を守ろうと、県は22日、駆除を始めた。駆除するのは、県の緊急雇用対策で県漁業協同組合連合会に雇用された18人。11月まで約5カ月間にわたり、県内20カ所の河川や湖、沼で駆除を続け、魚類資源の再生と河川の生態系の回復を目指す。

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 県によると、18人は26~64歳で、ハローワークを通じて募集した。週4回、3カ月間働くことが条件で、日給は8000円。駆除はさし網で行う。

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 22日はさいたま市西区の沼で17人が捕獲に取り組んだ。結果はブラックバス13匹、ブルーギル6匹。やや少ない成果に、県漁連の古賀好一参事は「ブラックバスは頭がいいので捕獲しにくい。網の目を細かくして、小型のブルーギルも捕まえられるようにしたい」と話している。

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 県によると、ブラックバスは北米原産で、大正14年に食用として国内に持ち込まれた。引きがいいことから、ルアー釣りの対象魚として多くの河川などに放流され、生態系への影響が深刻化している。

 平成17年に特定外来生物に指定され、輸入や飼育、販売のほか放流も禁止されたが、繁殖力が強く、数は減っていないとみられる。

 県内でも、ブラックバスなどは密放流で広がり、昭和45年ごろから、アユの稚魚やカジカ、ワカサギなどが食べられる食害が徐々に目立ちはじめた。平成5年に1783トンあった漁獲量は18年には501トンに激減している。


個人の意見

日給8000円もらう17人で、刺し網使ってバス13本、ギル6尾(画像は5尾ですね)?

 以下の魚が13万6千円・・・県民税で支払う訳ですか。

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 なるほど。この予算で週4回、3カ月間作業するのですね。

 特定魚種だけ捕獲するのは困難ですし、おそらく在来種にもダメージを多少は与えているでしょうね。