甘酒で長寿

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9月17日15時36分配信 両丹日日新聞

 福知山市の農村部に住む大槻厚夫さんは、家の近くにある畑で野菜や果樹を育てている。「今の楽しみはおいしいものを作ること。商売やないから形は二の次。自分の家で食べるので味本位」。欲しい物があれば「つえ代わり」という三輪スクーターに乗って市内のスーパーやホームセンターへ行く。ゆっくり、安全運転で。
 
 明治42年(1909)5月生まれの満100歳。敬老の日(21日)を前に、市長らの自宅訪問を受けて長寿の祝いの言葉や記念品を贈られた。
 
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 農業一筋だった。今でもほぼ毎日、自宅近くの畑に通う。移動はやはり三輪スクーター。降りてからは、ちょっとした坂道で健脚ぶりを見せる。
 
 栽培するのは果樹類がブドウ、カキ、ナシ、野菜類がサツマイモ、ナス、ダイコンなど。「この年になっても仕事はなんなりとある」といい、草刈り、肥料やりなどにいそしむ。「ここは、わしの遊び場や」
 
 酒は、みんながビールを飲んでいるとき、一人甘酒を楽しむ。「何でも食べられる。米はおいしいし、米と好物の漬物さえあったらええんじゃ」
 
 長生きの秘けつは「無理をしないこと」とキッパリ。畑仕事も夏場は涼しくなってから1、2時間程度。三輪スクーターに乗るときは、スピードは出さず、ぼちぼちと目的地へ向かう。他の車から目立つようにと、赤色のヘルメットをかぶり、赤色の上着を着る。
 
 「ここまで長生きするとは思わなかった。これは親が丈夫に生んでくれたおかげやと思う。今になって感謝したい気持ち。でも『孝行をしたいときに親はなし』や」


個人の意見

 甘酒→にごり酒清酒→日本酒・・・ということで、お米は長生きの源なのかも知れませんね。