釣りキチ三平「呪いのウキ」は実在する!?

 昭和の少年釣り人にとっての聖書(バイブル)「釣りキチ三平」。
その一編に、人の命を奪う恐怖のウキを入手した話があります。

これこそが「呪いのウキ」

 主人公は予選を勝ち抜いて代表選手となり、野釣りの全国大会に出場するため岐阜県海津市の戸田水郷に向かいます。全国各地から予選大会を勝ち進んだ個性溢れる選手たち(大人に交じり、ライバルの少年も登場)、そしてNHKの取材を受ける主人公を含め2人の少年参加者(フィクションなのに、この辺のリアルさに拘っているのが人気の秘密だろう)と、イベントは過剰なまでに盛り上がっていきます。
 そんな折に、三平はとある1本のウキを手に入れるのです。
 そして同時期に東京の出版社「つり人社」の二枚目編集者「鈴木康友」氏が、呪いのウキを調査する物語も平行して進んでいきます。各地で取材していくうちに三平のいる戸田水郷へ辿り着き、そしてクライマックス・・・。

 同作品内の「呪いのウキ」は実在しないと思いますが、実はこの熱血漢「鈴木康友」氏は実在します。
現実の鈴木氏は、つり人社の社長です。

 つまり、社長のスーさん・・・ん? これもまた、どこかで聞いたことのある言い回しですね。
口ひげがトレードマークで、トーナメンターとしてVARIVAS杯などでも活躍されており、メジャー競技会場には参加者として必ずいらっしゃいます。

鈴木康友氏のブログ「スーさんノート。」
http://www.tsuribito.co.jp/su-san/

 紹介内容の物語は、以下参照。
Amazon.co.jp より

釣りキチ三平 (15) (文庫)
矢口 高雄 (著)
¥ 683 (税込)
文庫: 418ページ
出版社: 講談社 (2001/02)
ISBN-10: 4062609053
ISBN-13: 978-4062609050
商品の寸法: 14.8 x 11 x 2.6 cm

釣りキチ三平 (第36集) (単行本)
矢口 高雄 (著)
価格: ¥ 652 (税込)
単行本: 416ページ
出版社: 講談社 (1987/04)
ISBN-10: 4061013246
ISBN-13: 978-4061013247
商品の寸法: 17.8 x 12.8 x 3.4 cm

 画像は、著作権を配慮して掲載しておりません。
子どもの頃買ったKCコミックス61~62巻に掲載されていたように記憶しています。