ビビっていたこと

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 高校生の頃、整髪料TECH 21の香りと、YZF750に跨る平忠彦選手のポスターの貼られた壁、BO??WYが流れる友人の部屋で観た格好いいバスプロのビデオ。

 それが、田辺哲男プロでした。

 ヒクソングレイシーではないけれど、田辺プロは「無敵」だと友人は熱弁するんです。
最強とか、無敵とか、男はこういう単語にしびれるもんです。

 思春期ですし、色気づいていましたし・・・バイクに乗るし、バスもしますよね。
へら鮒釣りを再開するまで、ルアー漬けでした(量販釣具店でバイトしていたときはバスブームの最中でしたし、バイト先は湘南エリアとはいえブロック長がへら釣具を完全に撤去してしまいました)。

 この歳になり、その人と直接話ができる機会ができて、シドロモドロになる自分に気が付きます。
ダメだ、トラウマって言葉には当てはまらないけれど、崇高すぎて自分を見失う・・・会話にならないや。存在に、ビビっているんです。

 画像の書籍やビデオは、こっそり購入していたもの。2冊あるのは、1冊が読まないで保管している保存版なのです。
 ※画像には入りきれませんでしたが、あと2冊ほど所持。
 オススメは「湖上の風に吹かれながら…―バスプロ田辺の生き様を支える哲学が今ここに」です。
 トーク集なので短時間で読破できる、ライトなのにディープな逸冊。

「湖上の風に吹かれながら…―バスプロ田辺の生き様を支える哲学が今ここに」
総293ページ 名光通信社 (2001/08)  ISBN-10: 4944193165   ISBN-13: 978-4944193165