冬の訪れ告げるザザムシ漁 長野・天竜川水系

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冬の風物詩、ザザムシ漁に精を出す春日政美さん。子供のころからザザムシ採りに親しんできた(高砂利章撮影)(写真:産経新聞


12月11日21時32分配信 産経新聞

 長野県南部を流れる天竜川水系で、冬の訪れを告げる「ザザムシ漁」が行われている。漁は来年2月まで続く。


 ザザムシは、カワゲラやトビケラヘビトンボの幼虫で、「ざあざあ」と流れる浅瀬に潜むことからこの名が付いた。伊那市周辺では佃煮にして食べ、地域の郷土料理となっている。

 ザザムシ漁を行うには地元漁協から「虫踏許可証」の交付を受けることが必要で、漁期もある。今年も12月1日に解禁となり、2つのアルプスにはさまれた天竜川の浅瀬付近では、独特の漁具「四つ手網」を手にした愛好家の姿が見える。

 宮田村の春日政美さん(85)は子供のころからザザムシ採りに親しみ、本格的に漁を始めて25年。「今年は去年に比べるとよく捕れる。もう歳で危ないからやめときなと回りに止められるけど、生きがいだからね」と、手のくわや足を使いながら、石裏の虫を網に追い込んでいた。

個人の意見

 川虫すべて引っくるめて、ザザムシって言うんですか。
よく佃煮で見るのが、渓流釣りで使う「クロカワムシ」なので、
てっきり、そのクロだけのことかと思っていました。
 でも、クロカワってあまり水のきれいなところでは、
大きいのがいないし、たくさん捕れない(少ない渓流釣りの経験上から思っただけですので、間違っていたらお許しを)印象があって、口に運ぶときは微妙でした。

 ちなみに、イナゴは好きですよ。
成田山のお土産で、米屋の栗蒸羊羹、仁勇の酒まんじゅう、いろいろな佃煮と鉄砲漬け、煎餅などを買いますが、イナゴの佃煮も定番なのです。