コクチバスの卵駆除や防止ネット 環境省が地元に対策提示

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西日本新聞
2009年6月6日 17:36

 肉食の外来魚で在来種への影響が指摘されているブラックバスの一種「コクチバス」について、環境省長野自然環境事務所は6日までに、長野県の野尻湖や仁科三湖周辺で、卵を駆除したりネットを設置したりするなどの防除策をまとめ、長野県や漁協などに示した。

 同事務所は「広域的なネットワークをつくって防除する必要がある。これらの情報を共有することで効果が見込める」としている。

 新潟県の関川でこれまで確認されているコクチバスは、生息地である野尻湖から池尻川を通じ、長野県境を越えて移動したとみられ、アユやヤマメなどへの漁業被害が懸念されている。

 対策によると、野尻湖では池尻川への流出口部分の産卵床の卵を駆除。池尻川では、野尻湖からの流入口近くに稚魚流下防止ネットを張るほか、上流から中流では網や釣りで集中捕獲する。また池尻川下流の関川との合流地点付近では、ネットや電気ショッカーによる駆除に効果があるとした。

個人の意見

 野尻湖でも対策をしているんですね。