LIV MOON 元・宝塚ジェンヌがヘビメタ歌手に転身
11月18日7時1分配信 スポニチアネックス
元タカラジェンヌがヘビーメタル歌手としてデビューする。元宝塚歌劇団雪組の神月茜(31)が、ソロユニット「LIV MOON」として12月16日にアルバム「DOUBLE MOON」を発売する。“4オクターブの美神”として、洋楽雑誌「BURRN!」が異例の特集を組む注目度だ。
97年、宝塚音楽学校に主席で入学。卒業後、99年に宝塚に入団した。1メートル70の長身を生かし、男役で「風と共に去りぬ」「送られなかった手紙」などに出演。元来ソプラノが得意だったが、男役で低音も鍛え上げて音域が広がった。所属レコード会社のビクターは「これだけ歌えて、ルックスもスタイルもいい歌い手にはライブハウスではなかなか出会えません」。来年はNo.1級の期待の新人として猛プッシュする構え。
ジャンルはクラシックとヘビーメタルを融合した「シンフォニック・メタル」。宝塚退団後の04年に声楽などを学ぶため渡英し、このジャンルをけん引するフィンランドのバンド「ナイトウィッシュ」の音楽に触れ「自分を表現できる音楽はこれしかない」と決心。05年に帰国後は舞台女優として活躍する一方で発声練習などを積んできた。
ヘビメタ専門誌「BURRN!」は12月号で特集。デビュー前の日本人を取り上げるのは異例といい、3ページも割いた。来春には初の単独ライブも予定しており、宝塚時代からのファンはもちろん、ハードロック界も期待を寄せている。
10月21日8時48分配信 BARKS
<LOUD PARK 09>でその姿を初めて目にし、その声を初めて耳にし、雷に打たれるがごとくファンになったオーディエンスもたくさんいるのではないだろうか。そう、LIV MOON(リブムーン)だ。
元タカラジェンヌで現在モデルとしても活躍するAkane Liv(岡本茜)が、日本初のシンフォニック・メタル・プロジェクトLIV MOON(リブムーン)として10月17日に幕張メッセに降臨、<LOUD PARK 09>にその姿を見せた。
このステージが記念すべきデビューライヴとなるものであり、まだ一般販売CDも出していない。リリースもなくライヴも未経験という実体のないバンドにもかかわらず、デモテープの音源のみで、今回の<LOUD PARK>の出演が決定したという逸話は、ひとえにヴォーカルAkane Livに対する高い評価と強い期待に他ならない。
Akane Livは、ポーランド系スウェーデン人の父と韓国系日本人の母の元、スウェーデンのイェーテボリで生まれた。宝塚音楽学校に首席入学、卒業後は宝塚歌劇団の雪組に所属し、神月 茜(かみづきあかね)の芸名で活躍。退団後の2004年には、シェイクスピアと声楽を学ぶ為に渡英留学し、留学先のロンドンでは、クラシックの若きソリストが集う<Beckenham Festival>にて「SINGER OF THE YEAR」を受賞したことで、世界的に大きな注目を集めた。
そんな体験は、彼女をさまざまな音楽への刺激を与えた。留学時にいろんな舞台や音楽を通じてシンフォニック・メタルへの憧れを抱いたというLivは、帰国後に様々な活動のなかで音楽プロデューサーをつとめる西脇辰弥と出会いプロジェクトの立ち上げを決意。2009年にシンフォニック・メタル・プロジェクト LIV MOONを結成したというのが結成のいきさつだ。
当日のステージにはプロデューサーの西脇辰弥のほか、“手数王”菅沼孝三や元イエローモンキーの広瀬“HEESEY”洋一ら豪華ミュージシャンとともにステージに立ち、ステージに詰めかけた500人以上の観客を前に、堂々としたパフォーマンスを披露。ライブ終了後の握手会には150人近い参加者が列をつくるなど、大きな反響を呼ぶ起こした。
そんな初ライブにつられるように、10月14日に発売されたタワーレコード限定CDの売上も急上昇し、タワーレコードインディーズチャート10位にランクインしたほか、花王「美容入浴液 エモリカ 蜜肌」CMソングとして楽曲が起用されるなど、早くも多方面でざわめき始めている。
元タカラジェンヌや声楽留学という異色の経歴も、彼女の歌を聴けば一発で納得するところだろう。美しく安定感抜群の4オクターブの歌声。どこまでも伸びるパワフルでつややかなソプラノヴォイス。<ロレアル プロフェショナル2009 秋冬コレクション>など、モデルとしても活躍する類まれなる美しさもまた、LIV MOONの輝ける魅力のひとつだ。
LIV MOONは、12月16日にファーストアルバム『Double Moon』をリリースする予定だ。ちょっとした嵐が吹き荒れるぞ。
個人の意見
同ジャンルへ、注目が集まるのは良いことです。
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