オオサンショウウオ:生息地の河川敷埋め立て、業者の社長ら書類送検


2月10日16時1分配信 毎日新聞

 国の特別天然記念物オオサンショウウオの生息地に指定されている真庭市内の旭川河川敷を土砂で埋め立てたとして真庭署は9日、同市内の製材業者の社長(71)と男性役員(43)を文化財保護法違反などの容疑で、勝山区検書類送検したと発表した。オオサンショウウオへの被害は確認されていない。
 2人の容疑は09年9月下旬、県知事、文化庁長官に必要な許可を受けず、オオサンショウウオの生息地にあたる同市蒜山旭川の河川敷を、土砂約40トンで約53平方メートルにわたって埋め立てたとしている。2人は「許可が必要なのは知っていた。資材置き場や駐車場に使うつもりだった」などと容疑を認めているという。
 同署は、住民から「土を河川敷に捨てている」との通報を受けて捜査していた。県文化財課は「現段階でオオサンショウウオの直接被害は確認されていない。生息区域の河川に無許可で手を加えたことは問題だ」と話している。【石戸諭】

個人の意見

 以上、外来魚はまったく関係ない、絶滅危惧種および生態系に影響のありそうな問題です。