なごみの米屋が渋沢栄一賞


2月6日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 埼玉県が、優秀な業績を上げ社会に貢献した企業や経営者を表彰する「第8回渋沢栄一賞」の表彰式が5日、さいたま市浦和区の知事公館で開催された。

 受賞した自動車部品メーカー、大協製作所(横浜市)の栗原敏郎社長(62)は、業界を牽引(けんいん)する経営力と積極的な障害者雇用が評価された。このほか、埼玉県民共済生活協同組合さいたま市)の正木萬平組合長理事(84)と、羊羹製造販売業の米屋(千葉県成田市が企業として初めて受賞。賞状と市松人形などの副賞が贈られた。

 主催者としてあいさつした上田清司知事は「利益を出すだけではなく、渋沢翁の『論語とそろばん』を経営に植え込んだすばらしい企業」と称賛。同時に表彰式が行われた「渋沢栄一ベンチャードリーム賞」は、大賞の医療機器開発、製造のメトラン(川口市)など5社が受賞した。

米屋(成田)が渋沢栄一賞
本業と社会貢献が評価 県内初の快挙

2010年02月12日10時55分 千葉日報

 「なごみの米屋」で知られる成田市の老舗和・洋菓子製造・販売業、米屋(諸岡靖彦社長)が2009年度の「渋沢栄一賞」を受賞した。県内の企業・経営者が受賞するのは初めて。創業者が大切にした「己(おのれ)に薄く、他に厚く」の信条を守り、顧客本位と社会貢献に力を入れる企業経営を長く続けてきたことが評価された形だ。

 多くの企業の設立や育成に携わる一方、福祉・教育などの社会事業にも尽力し近代日本の産業経済の礎を築いた渋沢栄一(1840~1931年)。この精神を受け継ぐ企業・経営者をたたえようと渋沢の出身地の埼玉県などの主催で2002年度から始まり、今回で8回目になる。

 米屋は県経営者協会の推薦を受けて選考対象になった。栗ようかんを日本で最初に考案成田山の参詣客向けに販売するなどの本業の功績に加え、地域への社会貢献活動が高く評価され、受賞が決まった。










個人の意見

 米屋の羊羹は、千葉県の誇りです。
 千葉のお土産に、ぜひ。