「オオギ」手に大物追う 東近江・4年に1度の伝統漁

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京都新聞 10月18日(月)11時29分配信


 4年に1度、江戸時代から行われている伝統漁「オオギ漁」が17日、滋賀県東近江市大沢町のため池・八楽溜(はちらくだめ)で行われた。男たちが竹かご状の漁具「オオギ」を水中に勢いよく入れ、大物のコイやフナを捕まえた。
 男性14人が水をほとんど抜いた120メートル四方の池に腰までつかり、魚を追い込んだ。60~80センチ大のコイを次々と捕まえ、「捕ったぞ」と声をあげると、岸で見守る約2百人から喝さいが寄せられ、「そこに逃げたぞ」と声が飛んだ。
 八楽溜は江戸時代初期に開拓農民たちが築いた。漁はタンパク源の確保と泥のしゅんせつを兼ねた祭りとして1960年代まで続いたが、一時途絶え、1998年に住民たちが地域活性化のために復活させた。

個人の意見

>漁はタンパク源の確保と泥のしゅんせつを兼ねた

 浚渫も目的のひとつなんですね~。