フナの甘露煮 古河伝統の味

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毎日新聞 11月29日(月)11時35分配信
 年末の贈答やお節料理に欠かせない古河市の郷土料理「フナの甘露煮」作りは、これから最盛期を迎える。江戸時代、街道の飯屋が煮つけ、客に出したなどの説が残る伝統の味。創業約130年の老舗、同市下山町の「田村屋」では、この時期、毎日午前2時から1日約200キロのフナの甘露煮を製造する。
 香川県から取り寄せたフナを素焼きして直径約50センチの鍋に並べ、4時間煮た後、砂糖、しょうゆ、水あめ、みりんを加え、煮崩れないように軟らかくなるまでさらに4時間ほど火にかける。最後に秘伝のタレで味を調えると、あめ色の甘露煮が出来上がる。
 4代目店主の田村喜一さん(60)は「フナの大きさや硬さが違うため煮え具合が微妙に違い、作り始めたら鍋から一瞬も目が離せない」と真剣な表情。作業は大みそかまで続く。【宮本寛治】

11月29日朝刊

個人の意見

 古河は食文化もあるし、フナ釣りの名手が育つ土壌があるようです。
個人的には、古河の七福カレーめんが気になります。