規制緩和で誤解されていますが、酒類販売業免許は、まだあります

 今年も、宜しくお願い申し上げます。


読売新聞 1月5日(水)3時6分配信

 酒類販売業免許を持たない九州の会社員や無職男性ら計46人が、2010年6月までの5年間に、入手が困難な「プレミア焼酎」を高額で転売するなどして計約18億円を違法に売り上げ、福岡、熊本両国税局に計約5億3300万円の所得隠しや申告漏れを指摘されていたことがわかった。

 販売酒量は一升瓶(1・8リットル)で約33万本分にもなり、インターネットオークションで売って荒稼ぎしたケースが多い。両国税局は重加算税を含め、計約5400万円を追徴課税した。

 プレミア焼酎は、人気過熱で、定価より高値で取引される焼酎。正規ルートでは製造元による抽選販売や特約店にしか卸さないことも多く、鹿児島の芋焼酎森伊蔵」(一升瓶2500円)や「村尾」(同2450円)などの人気銘柄を中心に、ネット上では定価の2~10倍前後に跳ね上がっている。

 酒税法では、酒類を継続的に販売するには税務署長から免許を受ける必要があり、売り上げを申告しなければ追徴課税される。46人はほとんどが、ネットオークションで販売。各地の特約店で探し集めたり、別のサイトで比較的割安な品を購入したりして、焼酎を仕入れていた。いずれも追徴課税を支払い、当局に「免許が必要なことは知っていた」と話したという。

個人の意見

>当局に「免許が必要なことは知っていた」と話したという。

 大人ならば、密造酒を造ってはいけないことと、販売には免許制度があることを知っておられるでしょう。

 ビール券も、大手スーパーなどがビールを安売りしてしまい秩序が崩壊したことでメーカー券は消えてしまいましたが、組合券は現在でも販売中です。

 したり顔で「ビール券は廃止になった、なくなった」といっている人がいますが、間違いです。