BiS

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HOT EXPRESS 8月9日(火)14時28分配信


 メンバーが全裸(!?)で樹海を駆けずり廻るPVは再生回数70万突破、



オリコンデイリーランキングでも自己最高位を更新と、最新シングル『My Ixxx』が話題沸騰中のBiS。8月7日 アイドルグループとしては異例の主催フェスを敢行した。


 渋谷WWWで開催された同イベントには、BiSとそのマネージャーに縁がある顔ぶれを招集。柳田久美子が結成した4ピースバンド the milky tangerineは、宮沢賢治の影響を感じさせる世界観、レッチリをふわゆるポップへ昇華したような楽曲などで会場を温める。続くTENGAサポートの清純派ヒップホップアイドルユニット tengal6は、明確に成長したステージングとボーカルワークでジャクソン5『帰ってほしいの』やピンク・レディー『UFO』をサンプリングしたナンバー等を披露。パンクバンド フジロッ久(仮)はお祭りグルーヴ全開の『はたらくおっさん』等で観客を扇情し、藤原(vo)はタライを叩きながら客席を美しく泳いでいく。

 そんな一筋縄ではいかない共演者のアクトを受け、大トリを務めることになったBiSは、いつも激しく首を痛める『パプリカ』をオープニングに用意。



特攻隊長のユケはいきなりマイクを落とす(軽く破損し、軽く弁償することに)も「うるせえ!」と逆ギレを咬まし、4人で地に這いつくばりながらひたすらヘッドバンギング。そうして狂喜乱舞モードとなった空間に間髪入れず、イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン然としたヘヴィメタルナンバー『animal』を畳み掛けていく。のんちゃんによる中指立てながらのデスボイス、ギターソロ部分での露骨なメンバー小休憩と、強烈なサウンドプロダクションと想定外のエンターテインメントで衝撃と笑顔を生むという、BiSの真骨頂を発揮。

 放送禁止用語が含まれているように聞こえなくもない『マグノリア』では、4人のキュートなラップ、プー・ルイのおしりをぺんぺんする姿など「可愛い!」という声が上がるアイドルらしいパフォーマンスを披露。そのままノンストップで『Give me your love 全部』『nerve』を連発するのだが、ファンはステージ前の柵によじ登りながらメンバーの名前を叫び、BiSは横一列並んでのハイキックからユケによる迷いなきダイブを繰り広げ、更には会場がひとつになっての海老反りダンス&民族大移動(みんなで揃って右へ左へ忙しく動く遊び)炸裂と、この日のBiSとファンの一体感は史上最大級の美しさを誇っていた。

 冒頭からのキラーチューン5連発後、プーは「きつすぎて、汗も出ねーや」と満身創痍ながらも「ありがとうございます!」と嬉しそうに挨拶。そして最新シングルがオリコンデイリーランキングTOP50(8日発表分では26位を記録!)に入ったことを報告すると、ファンはクラッカーとブーケでお祝いし、ユケは堪えきれず号泣してしまう。また、この場面では「泣くの、早くね」とツッコんでいたプーだが、本編の終盤、結成当初から公約していた“恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブ”が決定した旨を伝えると「(初期のライブは)50人しかいなかったのに…ふぇーん。(中略)メンバー代わるしさ、なんか、脱いじゃったりさ、いっぱいあったじゃん。でもこんなに集まってくれるようになって本当に本当に嬉しいです!」と自分も号泣。その姿に誰もが「おめでとう!」と拍手を贈る。

 最後に披露した『レリビ』では、BiSの懸命で直向きな歌とパフォーマンス、それを全身全霊で盛り上げていくオーディエンスという光景に涙する人の姿も。そんな感涙ライブを繰り広げた彼女たちは終演後、研究員と呼ばれるファンと「ハグ会」を実施。ひとりひとりと抱きあいながら歓びを分かち合った。


◎ワンマンライブ【タイトル未定】
12.20(火)恵比寿LIQUIDROOM

◎シングル『My Ixxx』
2011.08.03 RELEASE
XQJZ-1003 1,500円(tax in.)

個人の意見

イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン然としたヘヴィメタルナンバー『animal』を畳み掛けていく。

どんな曲だろう。