産経新聞 4月18日(水)7時55分配信
■殺生戒め命の大切さ考える
奈良市の
興福寺で17日、殺生を戒め、命の大切さを考える「
放生会(ほうじょうえ)」が営まれ、コイやフナなど約1500匹が近くの
猿沢池に放された。
この日は同寺境内の一言
観音堂前で、体長約10センチのコイなどを入れた桶が並べられ、
多川俊映貫首らが法要を営んだ。
参拝客らとともに
猿沢池のほとりへ移動。約200人が参加し、般若心経を唱えた後、家内安全や無病息災などを祈願して一斉に放流した。
群馬県前橋市から訪れた会社員の黒沢静香さん(23)は「こうした行事を初めて知り、仏教の教えの深さや、命の大切さを考えるよい機会になった。元気に泳ぎ続けてほしい」と話していた。
個人の意見
真の現代釣り人は、釣りをしてはいても「釣魚愛護」いや「動物愛護」の精神を持つ。
多くの人が私利私欲だけではない思いで、資金を集め放流事業を行っている。
釣り人による放流は上記画像より低地でていねいに、ときには滑り台等も使って作業も行われている。